おはようございます。

 平成31年、平成の最後、今日から本格的に仕事が始まります。今年も落ちついて人生を歩んでまいりましょう。
 「名は実の賓(ひん)」という言葉があります。意は「表に現れる形よりも、実際の内容のほうが、大切である、ということ」を言っています。いかがです、この言葉、このように思っておられる方は多いでしょうが、内面の充実を図っておられますか?いかがでしょう?。
 名誉は、徳という実際が連れてくる客のようなもので、徳のない名誉は、 意味がないものだということのようです。
 実際に行動した結果、名が知られるようになるのが 普通で、実際の徳があれば名誉などは必要のないものだということのようです。このことわざは、中国古典の荘子(そうじ)という書物の中に次のような話が載っています。
 伝説上の話し、「その時、実際に国を治めていた王、堯(ぎよう)が、許由(きよゆう)という頭の賢い人に、次の王の位を やるので受け取ってくれと頼んだが、許由が実質の伴わない名誉は受け取りたくないと、断った」 という話から生まれているようです。
 人の価値は肩書き、名声の中にないと考えたほうがよろしいと思います。名誉心は「社会の中で暮らして行く上に必要なことではあります」。多数の人と交際する場合には、「名は決して空なるものではないのです」だからこそ「名実共に備わることが大事なのです」。いわゆる「名前負けしないように徳を磨くことです」。上に書いた如く「名は実の賓」というが如く、実物が、他の人と交わる前に、「善良な人であるならば」必ず「その名が先立ちする」のです。先立ちせずとも「後推しするようになるのです」。だからこそ「名に恥じないよう日々修養しなければなりません」。
 名が先立ちするということは初対面の人が「ご尊名はかねがね承(うけたまわ)っております、云々」という挨拶をするが如くのことです。これが名が実に先立ちした一例です。
 名が後推しするというのは、例えば名も知らぬ人に初めて交わったときに「あの人は感心な人だ」という印象をうけることがあります。このような印象を受けた後に、たとえその人と別れた後も、永く自分の記憶に存する、その人が亡くなっても、その人の名を述べれば、必ずその人を想うと共に、愉しかった観念が連想に上る、人がこれを物語る、また自分以外も、なおこの人を尊敬する人に出会うと、さらにまたその人の話に花が咲くということが「名が後推しをするということです」。一期一会でありましょう。
 人との出会いとは、このように大切なことです。修養する、修練する、学ぶということがいかほど大切かということです。名前負けしない、肩書きに位負けしない、名に恥じない、名は実の賓であることを確かにして、人様との出会いを誠実に「正しい場所で挑戦する年!筋道を通せば繁栄あり!」を実践下さい。
 明日は下関・愛宕寺様「年賀式」です。皆さん、おまいり下さい。今年最初の祈り愛、名を確かにいたしましょう。  
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
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☆1月8日(火)下関・愛宕寺様「年賀式」午前10時。初薬師様のご縁日に初詣して「七草がゆ」をご一緒にいただき一年の健康をご守護いただきましょう。