感謝と恩返し

おはようございます。

今日は心華寺の「月例幸福祈願祭・盆施餓鬼法要」です。愛宕寺の施餓鬼法要は明日、どちらも午前10時からです是非お参り下さい。
子供達の孝経の音読二日目で大きな声で出来るようになりました、たった二日のとも言えますが、大変意味のある重い二日です。今日の三時まで元気に過ごして欲しいものです。
「感謝、恩返しが何故大事かの話し」。
人生を豊かに楽しく生き甲斐を持ち過ごすため必要なことはいろいろありますが、その中で大切な一つに「感謝と恩返し」です。
私たちが自分の能力を生かすことが出来るその多くは周囲の人に「導かれたから」です。この事実を皆さん大事にしなければなりません。
何ごとの学問の能力を発揮できるのも「教えていただいたから」であります。いわゆる「優れた人が周囲にいたから」です。
最初から人様より優れている人などはこの世にはおりません、後に人様より一歩先に行くことは出来たとしてもです。最初は「教えられた」のです。
この事実を認識し把握して人生を歩むことが「感謝、恩返し」の人生です。
この感謝、恩返しが最も力を発揮するのが「人様の能力を生かす」こととなるのです。
「人様の能力を生かす人は繁栄する」。
会社が繁栄することの大事は「優秀な人材を得る」ことにあります。この優秀な人材を得る要は「感謝と恩返しの精神から」です。
自分よりも高い知識と技術を持っている人様の能力を生かす「お借りする」ことが経営の「要」、そのためには自分が今日在る事への「育てられた、教えられた」との感謝がなければこれは叶いません。
自分の力だ、自分の能力だと言っているようでは優れた人材は集まっては来ないのです。
その感謝の意を表す最も身近な行為が「先祖供養」です。現在の私があるのは「ご先祖様のお陰」ということです。
志を高くして姿勢を低くする、物の道理は高きより低きに流れるのが道理です。社会貢献という高い志を持ち、低い姿勢の感謝恩返しの精神で人様に接し、「人様の能力を生かす場を作ることを使命とすれば」繁栄は必ず在るものなのです。
自分の力だという高姿勢では、いくら人材を求めても優秀な人材は集まる道理はないのです。
恩返しは鶴でも、亀でもするのです、これは何を私たちに教えているのでしょう、そう「鶴は千年、亀は万年」、家の永遠の安泰が感謝と恩返しに在ることを示しているのです。
そんなおとぎ話をというようであっては夢を見ることさえも叶わないのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌