棄てるからこそ

おはようございます。

今日は本年最後の第一日曜日、心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」であり「がん・中風・ぼけ封じ大根焚き、お灸鉢かぶり」法要であります。
今日の法要にお参りの皆さんにお加持の上「諸病退散、がん・中風・ぼけ封じのご利益」をと願い誠澄は百日間の「五穀断ち、塩断ち」そして11月1日から21日間は夜中33キロの「懺悔練行」、11月29日から今日まで「断食・断水・不眠・不臥行」を身命を賭して行じてきました。
行者・誠澄は清浄な上に清浄な魂となっております。
「棄てて得る」。
祈祷力、加持力を得たいと思えば思うほど力を得られないのが道理です。何故かと言えば、いつ得られるだろう、いつ得られるだろうという我欲が働くからです。このような欲からでは身命を賭しての行は出来ないのです。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」と言いますように、真理の法、金港辯財天様に「身を委ねて、我欲を棄ててこそ得ることが叶う」のです。
ご存知のように辯財天様は水神様です、水は柔軟で弱いものです。しかしこの軟らかである水が最も堅いものを支配するのです。
水は方円の器に従い、「どのような世界でもその存在を示し」ます。そして堅い鉄をも腐食させ、岩をも通す力を持っているのです、要するに入るところがないところにでも入っていく力があるのです。
これは軟らかで従順だからこそであります。
行者・誠澄は柔軟に辯財天様の教えに「従っている」のです。名誉や利得を得るためという我欲ではありません。
辯財天様の霊妙不可思議なパワーを信じての「身を棄てての修業をしている」のです。棄てていればこそ「得られる」のです。
今日は是非お参りの上、行者・誠澄のお加持をお受けください。そして一番の富である、心身の健康を更なるものとしてください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌