体現こそ

おはようございます。

素晴らしいお参り、素晴らしい「ぶら和尚」でした。参加者の皆さんありがとうございます。やはり皆さんとご一緒することは何事につけてもありがたく、二重三重の喜びとなることを改めて体感。
十万枚護摩供の感想を昼食時にお一人ずつお話しいただきました。皆さん「涙が出た」「仏様に出会った」「言葉では表現できない」等々、感動の言葉、私はその言葉をお聞きしてさらに感動を深めました。また感想の中で大阪高槻からご参加のKさんが、「この年になれば世界が狭まるのに、今日は皆様のお陰で素晴らしい世界を体感し、新たな世界が広がったことがとても嬉しく思いました」と述べて下されたことがとても嬉しく心に響きました。
十万枚のお護摩の参拝を終え、千手院でお茶の接待をいただき、その後、私が修行しておりました、辨天堂へ皆さんと参拝、般若心経を一巻お唱えし下山。
山麓では日光東照宮建立前にひな形として作られた「日吉東照宮」、江戸時代、徳川家康・秀忠・家光の三代将軍に仕え、黒衣の宰相と云われた慈眼大師南光坊天海大僧正をお祀りしております、慈眼堂と後陽成上皇から同じく天海大僧正が賜った滋賀院門跡を参拝するという皆さんが観光では普段お参りできないところにお参りしました。
東京、愛知と京都以外からの多くの方が参加くださり、感謝いたします。またご一緒ください。
「体現こそ」。
昨日ご一緒下された皆様方どなたも人生は実践し行動で示すことの偉大さを体感されたのではないでしょうか。教えを「体現する」「行動する」ことを私たちは教えられました。そして先人、先輩諸氏の姿を拝見し、勇気と希望をいただき、信じる道を歩んできたのです。
道は「歩んでこその道」。過程、プロセスが「人の感動を呼ぶ」のです。そして「勇気をいただき、与える」のです。そのことを再び実感できた昨日。
今、誠澄が「五穀断ち、塩断ち」そして「懺悔練行」を行じています。変な話ですが毎日弟子でありながらその姿を見て感動します。それは誠澄が実際行い体現しているからであり、私が目の当たりにしているからです。
光永圓道大行満大阿闍梨が若い僧たちに抱えられて入出堂しなければならないほどの衰弱で護摩を修し体現する凄さに別世界の感動を覚えたのは私一人ではなかったのではないでしょうか。
今日も結果にこだわらず昨日の感動を忘れず精一杯精進しましょう。そして楽しく過ごしましょう。写真は昨日の一日の感動、一枚は光永圓道大阿闍梨のお師匠である光永覚道大阿闍梨と、もう一枚は比叡山坂本ケーブル前で。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。