義に喩る

おはようございます。

今日は、心に華を咲かそう会「東日本大震災復興支援・チャリティゴルフコンペ」です。今年で第14回を数えます。信者のKさんから和尚年令も52才になったのやしゴルフをやっても大丈夫やろう、とすすめられたのがゴルフを知るきっかけでした。
すすめられてやった途端はまりました、そしてある人から誘われ某団体のチャリティゴルフコンペに参加、3回ほどしかラウンドの経験のないまま参加。チャリティゴルフですから参加することに意義があるのですよ和尚などとおだてられ。
そこで驚きました。何と沢山の方が参加しているのです。楽しみながらチャリティをする姿に驚きました。同時に感動、私は世間にこのような素晴らしい方々が沢山おられるのだと胸に熱いものを感じたのです。
「義に喩(さと)る」。
毎年皆さんとチャリティゴルフコンペを共にし思いますことは昨日も書きましたが伝教大師の「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり。一隅を照らす」。そして論語、里仁第4、16条「子曰く、君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る。」を参加者の皆さんを拝見して思うのです。皆さんは「義に喩る方だ」との思いです。
伝教大師の言葉はそのままでおわかりいただけることでしょう。論語の意は「孔子言う、君子は万事を処するに当たって、まず以てその事が義すなわち正しい筋道に叶っているかどうかということを敏感に悟るが、小人はまず以てその事が利益になるかならぬかということを敏感に悟りとる。」。
孔子の言葉は君子と小人との分かれ目が、義に着眼するか、利(損得)に着眼するかに在ることを明らかにしたものです。君子が多い家国や会社は富み、小人が多数を占める家国や会社の力が劣えるのは自明の理ではないでしょうか、それは歴史が証明しています。
自分の利しか考えないようでは人様のお役に立てる発想など出来得るはずもないのです。初回から毎年ご参加、ご協賛、お手伝いくださいます皆様は義の人、義の家、義の会社の方ばかりです。故にご参加いただいているのだと毎年胸を熱くしています。本当にありがとうございます。だからこそでありましょう、参加いただいています皆様の家、会社は繁栄、安泰です。
今日は皆さんのためにチャリティゴルフコンペを楽しみましょう。気をつけておでかけください。ゴルフ場でお待ちしております。今日も素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
写真は今日行われます、第14回・心に華を咲かそう会「東日本大震災復興支援・チャリティゴルフコンペ」の参加賞と一分の賞品です。載せてはいませんが素晴らしい優勝賞品にはびっくりしますよ、乞うご期待。