慈悲心

おはようございます。

今日は下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。午前10時、ご一緒にお祈りしましょう。愛宕寺のご本尊様は「将軍地蔵」さまです。将軍とは大きな軍隊、一国の軍隊を率いる頂点に立つ人、ゼネラルです。
愛宕寺のご本尊様をお祈りしますと、将軍のような「力を得る」のです。それも戦って手に入れるのではありません、愛、慈悲心からです。是非皆さんお祈りください。
「慈悲心」。
「じひしん」と読みます。お地蔵様は菩薩様。菩薩様は「自利利他」の精神が強く「自分の利とするのは他を利することにあり」が本願(ご自身の願い)です。
地蔵とは「地の蔵」。天の気を受けて「万物を育むのが大地」です。大地がなければ「何物も育ちません」。また大地は「全てを受けいれます」。故に「誰でも大地に依存しなければ生きてはいけません」。そして「全てを浄化するのです」。浄化して「新たな生命を生む」のが大地、地の蔵が地の蔵である本懐です。
大地に依存しなければ何事も育まれませんし、万物は大地が無ければ存在できないのです、故に「戦わずして得ているのが将軍地蔵様」なのです。その「徳を精神とするのが将軍地蔵様への祈り」です。将軍は俯瞰的見方ができなければ個々の部下を才能を活かすことができず、勝利にも導くことが出来ません、個々の力、能力を発揮させられるからこそ将軍、ゼネラルでもあるのです。
それが出来ていくのが、受けいれる=戦わない。万物、万人を育てるのです。「真に強い人は戦わない」のです。優れた人は感情的にならず、一時の怒りにまかせて戦うこともなく、「受けいれて分析し、対処していく」が故にゼネラルのように人を勝利に導くことができて行き、結局はリーダとなり、様々な福運を手にしていくこととなるのです。
植物の種も豊かな大地に蒔けば稔りを確かにします。世間の人様も豊かな人とお仕事をしたい、チームを組みたいと願っています。そのような「徳有る精神と為す祈り」が将軍地蔵、愛宕大権現様に祈り続けることで可能となるのです。
自然の摂理、道理が繰り返して進化成長することを見れば必然的に自分の人生を確かにしようとしているならば日参り、週参り、月参りは当然のこととして見えてきます。午前10時からですご一緒に祈りましょう。皆様の一日が素晴らしい一日となりますことをお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
愛宕寺におまいりくださいます皆様方の足元を可愛い花がお迎えします。紫陽花、ひめおうぎ、そして雪の下の花です。幸福の路地に咲いています。