何かを

おはようございます。

私はご存知のように東北、山形市の出身です。19才の時故郷を離れました。その後大勢の皆様に支えられ今日があります。親元を離れてから今日まで人様に育てられたと言っても過言ではありません。
「何かを」。
40才になったころと記憶しております。東京での講演にて千葉市在住のHさんが私の話を聞きにきてくださいました。私の話に感動して下されたのでしょう。翌日帰る前にわざわざ宿泊しているホテルに挨拶に来てくだされたのが、その後の縁となりました。
以来、宇治まで訪ねて来てくださるようになり、千葉で何度も講演の場を設けてくださったりと、そして私が「にんげん学」を始め、関東地区でも何とか「にんげん学」の場を作りたいと願っておりましたところ、Hさんが千葉でやりましょうという声を上げてくださったのです。千葉で数年「にんげん学」を行いその後東京に場所を移すに至りました。
Hさんは多芸多才です。ある時から絵を学び始めました。そして絵のお師匠様の絵が素晴らしいものですから、どこかの寺のふすま絵を描いて欲しいと発心したことをお聞きして、心華寺の私のいる居室のふすま絵を描いて欲しいと申しあげたところ、二つ返事で見事な絵を描いて下さいました。心華寺にお出で下された方は皆さんご存知でしょう。そのような方がHさんです。
三年前Hさんのご出身であります。宮城県南三陸町東日本大震災の大津波に見舞われたのです。大震災当日私は「にんげん学」東京講座で東京におり、上野であの驚きの地震に遭いました。そして「にんげん学」講座の秋葉原の会場に入り、携帯電話でニュースを見て愕然としました。体の震えが止まらなかったことを今でも思い出します。
後日Hさんからご親族、友人、知人の多くの方が犠牲になられたことをお聞きして言葉もありませんでした。お聞きしてから、どうしたらよいのかさえ分からず、しかし何とかしなければと、毎年行います、チャリティゴルフでの皆様方からのお力添え、法要でのお布施を少しずつご寄付をさせていただきました。
個人的には地震以来、毎月少しずつですが、寄金をと願って3年間貯蓄し、今日の法要時に三回忌慰霊法要を行い、Hさんを通じて南三陸町にご寄付をしたいと発心し、今日その日を迎えます。
どうぞ本日10時半からの法要、12時からの「東日本大震災復興支援チャリティものまねショー」へお運びいただきご支援をいただきますよう。心よりお願いします。
またHさんの画かれました素晴らしい絵も販売します。その売り上げもすべて南三陸町への寄付金となります。是非おいでいただきご協力くださいますようお願いします。今日は七夕、法要と重ねてお星様にも復興の願いをこめる皆様との「愛の結集の日」と願っております。皆様のご来場をお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
昨日NPO「こころのはな」設立、「こころのはな」を支援を主とします「ダイバーシティ」の会社設立の会合を皆様方のお力で開くことができました。「学業支援・就業支援・人生支援」事業の一歩を踏み出せたことに感激しております。どうぞ更なる皆様方のご支援を賜りますよう。

法要のために昨日から北九州、京阪神、名古屋、東京と各地からのお手伝いの皆さんです。今日もよろしくお願い致します。

先日研修にお出でいただきましたF社の皆さんと。皆さん元気にご活躍ください、今度はお遊びにお出かけください。お待ちしております。