窮すれば

おはようございます。

平成25年、一年ご愛読ありがとうございます。お陰様で毎日書くことが叶いました。気負って書いているつもりはありませんが、書くことはやはり難しい、お読みいただいているからこそ書くことが出来たと感謝します。
「窮すれば」。
一年最後、大晦日、決算の日。どのように決算しますかみなさんは、易経(えききよう)に「窮すれば則ち変ず、変ずれば則ち通ず」とあります。事態がどん詰まりの状態にまで進むと、そこで必ず情勢の変化が起こり、変化が起こると、そこから又新たな展開が始まるというのがこの言葉の意味。「新たに始まるという意識を持つ事が大事」です。努力したのに何で、と考えたときから悪い方へ展開するからです。
晦日がどん詰まりだとは考えませんが、一新して新年を迎えるべきです。処世の上で必ず窮するときはあります。思考上や、仕事上の諸の問題、人間関係、金銭的等々。つまりどん詰まりの状態に陥ったときの生き方が大事だということです。
そこで取り乱したり、自棄を起こしたりして進退を誤ってしまうことが少なくないからです。そのようなとき慌てないで身を処するには日々の在り方が大事だと易経は教える。
「君子は身を器(き)に蔵し、時を待ちて動く。何の不利かこれあらん」。
(逆境のときは)能力や才能を磨いて、しっかりと身につけておく(身に蔵す)。「私は努力しています!辛いです!」という素振りなんて一切見せず、涼しい顔をしている。そしてチャンス(時)が来た!と思ったら、さっと行動に移し目的を達成する。これこそ君子の(逆境時の)身の置き方だ、という意味。
下り調子の時やどん詰まりと思われたときジタバタせずにじっくり自分を鍛えあげていくことがチャンス、修練、勉強して身に蓄える、それがやがて自信につながり、上り調子になった時(チャンスは必ず来る)に一気に飛び立てるようにできるというのです。
易経』の言葉で「陰徳を積む」という言葉もあります、「冬来たりなば春遠からじ」という言葉も。このような思考、在り方をすれば、情勢の変化に応じて対応が出来るようになるのだと教えています。明日から新春、しっかりと来る年も祈り学ぶ日々を過ごしましょう。
今夜11時半より心華寺では「除夜・護摩祈願祭」です。一年のお礼の護摩にお詣りして良い新年をお迎えしましょう。一年ご愛読ありがとうございます。良い年をお迎えください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
●初詣は宇治・心華寺金港辯財天。下関・将軍山愛宕寺へ。山椒は小粒でぴりりと辛い、両寺は日本一小さいながらビッグなパワースポット。「金運に恵まれるる」心華寺金港辯財天。「勝運に恵まれる」下関・将軍山愛宕寺へ初詣しよう。
●正月2日(水)心華寺金港辯財天「初・月例・幸福開運護摩祈願祭」午前10時。新年初・月例祭。新年の第一歩を確実に踏み出しましょう。法要後は「梅組・初夢コンサート」があります。
参拝者全員に「家内安全・開運お守り牘授与」「福稲笹黄金お守り授与」「銭洗い辨財天で洗い清めた、金運に恵まれる・種銭授与」「開運健康お節接待」があります。
心華寺金港辯財天でお待ちしております。元気に新年の挨拶を交わしましょう。金運・福運を授かりましょう。金港の名前が示しますように、「出船、入り船満載。繁栄・繁盛」の一年としましょう。


除夜・護摩祈願祭お詣りお待ちしております。