大きい

こんにちは。

昨日は寒の入り、冷たい朝でした、正月は珍しい人や久しぶりの人がお詣り下さるのがいい、人の心を新たにすることができる新年だからこその恩恵に感謝。今日から仕事始めですが気負いすぎず一年のスタートについて下さい。
今日は年一度来ています奥びわ湖畔尾上温泉、旅館紅鮎という宿での書き込みのつもりだったのですがランのつながりが悪く、京都に戻り京都駅からの書き込みで今になりました。一年慌てずにやりなさいと私への天の啓示?かもしれません。
奥琵琶湖で静かで他に何も無いという所が良い。琵琶湖と水鳥と大鷲、お客も大概私が来るときは一組なのですが、今回はアベノミクス効果でしょうか、一杯でした。こぢんまりした旅館、心休まる宿、数年来ている年一度の贅沢。ゆっくりしたおかげでしょうか、羽を広げれば3メートルをこす「大鷲」が優雅に飛ぶ姿を初めて見ることがかない、人様に迷惑をかけないアクシデントは何かご褒美があるのでしょうね。
お客ですからどんなに良い旅館でも帰らなければいけません、人生も同じ、いつかは帰る世界に帰る。飛ぶ鳥後を汚さず、はてさてどこに帰るのやら?。今日から明日へ、ですかね。だからこそ夢に向かって精一杯暮らしたい。このささやかな幸せを明日へ。
京都から電車にコトコトと揺られ一時間と少し、こんな小さな旅も楽しむ事ができるようになった、以前は何をしても落ち着かず、いつも「心ここに在らず」の人生、何をしていても先のこと、先のことと、何をそんなに急いでいたのかも今になってみたら分からない、若さなのだったのかも、いや、やはり「心ここに在らず」ここにどころか、どこにもなかったのかもしれない。だから確かなことが身につかなかった。どしっと構え、行き先を確かにしてこそ「心を確かにできる」ようやくわかってきたようだ。
「大きい」。
いつ見ても琵琶湖は大きい、いろいろな川から水が流れ込み、流れ出る川は瀬田川一つ、そして宇治川、淀川と名を変え多くの人に生かされる、まさに「隻手音声」「依他起性」。
吸収するところを多くすれば大きくなる、という人生訓を琵琶湖は教えてくれる。だからこそ恩恵を多く魚も豊富であり、そこで生計を立てている人も沢山いる「一水四見」の世界、見習いたい。
昨日書いた朱子の言葉が又思い出される「学びは大自然の働きと一体となることに他ならない」。
仁、慈悲一語をひたすら思い学び行動する。一語だけを行動指針として歩めばきっと多くの人から学び、一つのことで人生を終えることができれば少しは琵琶湖の偉大さに近づくことができるかもしれない?、目の前の水面を見て考えている、まだ遅くはないだろう。
一つのことを精進すれば人間的成長も自ずからなっていくのだろうとも、受け入れるにはその器を大きくしなければ入るはずもなく、そのためには「教えを受けるという謙虚さがなければいけないのだろう」、我利の理屈からでは到底無理な話だと反省である。目の前に遮るもののない景色を時折見ることも大事だ。明日からはもっと豊かな心で人様に接することができればいい。
書き込みの時間を遅らせてくれた天意は何処に在りやです。ご心配下された方もおおいのではなかったのはないでしょうか、元気です。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。