侠気

おはようございます。

260名の皆様が下山しましたのでさすが静かな朝です。23名の方が残っていますが、数の差は如何ともし難いものです、逆に気を引き締めています。
新人の皆様は土曜日でお休みなので、少しホッとしておらるのではないでしょうか。気を抜かずにお休み下さい。そして入社式後の会社や先輩の方達に教わったことを静かに振り返り月曜からのお仕事につなげてください。朝夕にご先祖様への感謝もお忘れありませんように、人の道として大切な事です。
社会人となって大切なことは多多ありますが、菜根譚(さいこんたん)に対人関係の要、気持ちの在り方、行動の在り方が書いてあります。「友に交わるには、須(すべから)く三分(さんぶ)の侠気(きょうき)を帯ぶべし。人と作(な)るには、一点の素心を存するを要す。」
意は「友人と交わる時には、三分ぐらいの義侠心(弱い者が苦しんでいるのを見のがせない気性。人間らしい気質)は持つことが必要である。また、人間として生きてゆく上で、少しぐらいの純粋な心は持っていることが必要である。」。
困っているなら「一膚脱(ひとはだぬ)いでやるぞ」、という気持ちがこの「侠気」にほかなりません。このような気持ちがゼロであれば、もはや友人同士のつき合いとは言えないのです。義侠心が無いようであれば「友もできない」のです。
「弱きを助け強きをくじく(非道な人間)」ことは人間として大切な行動です。ましてや友や仕事仲間が困っている姿を見て勇気を出すことができないようでは仕事もできず、気配りや心配りもなく、人のことを心配できないようでは仕事も出来ないのです。それよりも何よりも人間関係を良好に結ぶことは出来ません。
また仕事上や人間関係の中で矛盾と感じる純粋性がなければ人として失格だともいうのです。矛盾を感じたのであるならば、その矛盾を無くすような純粋な心で、人を責めるのではなく、矛盾を無くすように侠気の心で接し、職場全員でお互いをサポートし合う環境を実現するように努力精進すべきです。思いやりを持って対人関係を深めることだと教えるのです。
人を思いやることも出来ない人間が豊かな人生を送れる道理はありません。自分の事しか考えられないような人間にだけはなってはいけません。
明日は第一日曜日ですので心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭。花祭り」午前10時からです。月並み祭を行った後に「花祭り・お釈迦様誕生会」行います。人生の指針をお示し下されたお釈迦様の誕生を祝福させていただき余慶に与(あずか)りましょう。
余慶に与って欲しいと願い、お寺からピカピカの新一年生の皆さんに心身健康、学業成就が授かりますプレゼントをご用意してあります。どうぞお申し込みお詣り下さい。お待ち致しております。国の宝であります新一年生の皆さんをご一緒に祝福して上げましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
美しいものは散っても他を引き立てるものですね〜、潔く生きなければと、考えさせられました。









※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※毎月のご先祖様、水子様の回向供養も承っております。ご先祖様を大切にすることは「根を深く太くすること」です。だからこそ子孫という私たちの幹は健康に育ち、智慧、仕事と成る枝葉を繁らせることが出来ます。(回向供養料一霊5百円。法名、戒名と共に現金封筒でお送りください。心華寺:〒611-0025宇治市神明石塚66。電:0774-44-5380。FAX0774-46-4495。愛宕寺:〒750-0014下関市岬之町14-13。電:FAX083-222-7404。)。※永代供養はご相談ください。※知っている寺が無く法要にお困りの方どのようなことでもお気軽にご相談下さい、ご先祖様への月参り、お彼岸やお盆でのおまいり等々です。    
※いろいろな人生相談を受け付けております。お一人で悩まず一度心華寺にお電話ください。
※寺で修行してみませんか、環境を変えて自分と向かい合って考えるということもいいことです。ご一考してみましょう。            合掌