神が

おはようございます。

一昨日、第12回心に華を咲かそう会・中部本部「チャリティゴルフコンペ」を終え、昨日、株式会社一宮マツダ様の朝礼講話を終え帰る途中養老を過ぎたあたりから雨が降り出し、宇治に近づくにつれ強く、コンペ当日快晴に恵まれたことに感謝の気持ちを強くしながら車を運転していました。
吉凶禍福は人事では如何ともし難いものです。だからこそ青天にも雨天にも感謝、天を畏(おそ)れなければいけないとしみじみと感謝。日々の祈りの中、人事の成就を願う前、必ず風雨順時を祈り天地に感謝します。先日の青天を目の当たりにしますとやはり、天地への畏敬、感謝が先であることを実感しました。
どのように文明が発達したところで、天地の安泰がなければその文明の利器も役立たず。天地の働きには人知は及ぶ可もないのです。天地に謙虚である人は、人事に対しても謙虚であることができると考えています。
謙虚であるということは、人を知る、人の力を養うことが出来るのではないでしょうか。知とは人を知ることだと孔子老子も教えるところです。後進の方を養わなければ未来はありません。チャリティゴルフコンペで改めて人の素晴らしさ、行動の素晴らしさを知り感動の余韻にひたっています。そして菜根譚(さいこんたん)前集124条の「風雨が過ぎればまた日は照り出す」という言葉を思い出しました、紹介します。
「霽日(せいじつ)青天も、たちまち変じて迅雷震電(じんらいしんでん)と為り、疾風怒雨(しっぷうどう)も、たちまち転じて朗月青空と為る。気機何の嘗(つね)あらん、一毫(いちごう)の凝滞(ぎょうたい)なり。太虚何の嘗あらん、一毫の障塞(しょうそく)なり。人心の体も、また当に是(かく)の如くなるべし。」
意は「万里に晴れ渡る青空も、突然、激しい雷鳴が響き渡ることがある。
荒れ狂う風雨も、一転して勢いを潜め、夜空に明月が輝くことがある。
大自然の働きは一定ではないが、わずかな時間が過ぎれば元に戻る。
天空の動きは一定ではないが、わずかな時間を過ぎれば元に戻る。
人の心もこれと同様、自然のままに絶えず変化している。」
自然は千変万化します。例えば、天空はどこまでも雲一つなく晴れ渡り、風穏やかにうららかな日とおもいきや、たちまち空の色が一変して真っ黒になり、雷が鳴り響き、風が強まってくる。そのうち、風雨が激しくなり、土砂降りの大雨とともに猛々しい風が吹き荒れる。
ところが、ほどなく、あれほど激しかった風雨がピタリと止んでしまい、再び太陽が輝きだし、虹まで出現する。これらは自然現象であり、そこには自然の法則があるのです。
私たちの心も、自然と同じように複雑であります。人生は、いつも波静かで順風満帆な日々が続くわけではありません。
挫折もあり、悲喜劇に見舞われこともあります。したがって、心模様も絶えず変化し続けているのです。
人は雷雨に見舞われても、雨が上がりますと、心も晴れやかになるのです。失意の日々も同じです。不本意でも毎日は過ぎてゆくのです。これは神様が与えた試練だと私はとらえています。又このように自身が失意であったとしても周囲の身近な人は、あなたを私を大切に考えて下さっていることを忘れてはいけません。人間関係とはそうした素晴らしいものではないでしょうか。私は人を信じるという歩みをしたいと思っています。ですからどのような事態と成ったとしても誠意を尽くす人間でありたいのです。でなければチャリティで多くの方のご参加をいただけないと考えるからです。
つまらないことにいつまでもとらわれていますと、心は永遠に鬱屈したままで晴れることはありません。からこそ、過去にこだわらず、些細なことに振り回されず、常に新しい気持ちを保ち、信じ、そうしたうえで思慮を働かせることではないでしょうか。そのためにも「心学」が大切です。
雨が上がりますときれいな青空が見えるように、心沈むような出来事があっても、時が過ぎれば再び穏やかな日々が戻ってくるのです。私たちは日々心を新たにすることで、困難を乗り切れるのです。先日のゴルフ前後の空模様からそんな思いをしていました。
昨夕、夕座のお勤めを終え着替えようとしますと、玄関の呼び鈴が、朋遠方より来たるあり、仙台の東栄産業社長のお嬢さんが7月から社長に就任するということでご挨拶に、ありがたいことです。ご活躍をお祈り致します。遠路ありがとうございました。
今日は第二日曜ですので心華寺「水子供養祭」午前10時からです。あなたしか知らない水子様へご焼香下さい。
明晩は「にんげん学」京都講座「老子を読む」。自然の道を人の道に生かすことは永遠の安泰の道を歩むことです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
Kさん、おまいりありがとうございます。ご活躍をお祈り致します。