出してゆく

おはようございます。

「にんげん学」京都講座「老子を読む」ご出席ありがとうございます。昨日素読しました50章「命を大切にする人は」の老子の教え、命とはすべての土台、大切にしているつもりが粗末にしていることを自覚、如何に私は背伸びをして見栄を張り、競争し、疲れ果てながら頑なに生き命を粗末にしているではと反省。
心学は素直に反省の材料を与えてくれます。素直に自分と対峙できます。それがいいのではと心学に出会えたことに感謝しています。何とはなしに心がゆったりとできるからかもしれません。老子の「がんばらなくていいんだ」「柔弱に生きるのがいいのだ」等々の言葉が安心をもたらすのかもしれません。
競争や、見栄はある意味では本当に自分を豊にしようとは考えていないから生じる過った意識かもしれません。競争心からは心が貧しくなるしかありません。それは己に不足を感じるからです。自分で自分を卑下しコンプレックスを多くしてしまいます。向上心とは別次元、別の意識です。何を得ても満足しないようでは己自身で物心共に貧しくしているようなものだからです。
48章に「ひとは日々
役立つことを取りこむ。
自分の利益になるからね。
タオの人は、
取りこまずに
出してゆくー損をしてゆく。
どんどん出してゆく。
それを「無為」と呼ぶのだが、
無為とは
自分のなかにあるリズムに
任せて、静かでいることだよ。
人々の上に立とうとする人は
こういう姿勢でいるべきだ。
その人は、いざという時
天下を取って指揮する力を
発揮する。」
いかがですか、何度も素読、静かに音読下さい。「読書百遍 意自ら通ず」という三国志の中に書いてある教えもあるが如く、心学は繰り返し学ぶことにその意義を置いています。それは体得、体現、行動とすることで理解できたとするからです。
また道は共存共栄です。人の道はなおさらのこと、我利では滅亡の道をひた走りに走っていることです。取りこんで人の為に出さなければ「心の血栓、心の梗塞を起こし」自らの手で人生を行き詰まらせるのです。来月は14日です来月もご一緒下さいありがとうございます。
今日も暑くなりそうです、体には水分補給を、心には心学を、豊かな一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
※お子様の事で悩んでいたり、苦しいことがありましたら是非お一人で悩まずにお電話下さい。お話しするだけでも随分と違ってきます。0774-44-5380へどうぞ。
懇親会で「洋食・ぼんじゅーる」さんの料理です。マスター昨夜も美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
ナスと和牛の和え物。

信州サーモンのサラダ。

ブロッコリーと海老のバター炒め。

霜降り和牛のステーキおろしソース。

先斗町の路地の夜景。外人さんの観光客が沢山歩いていました。


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