人知らずして

おはようごいざいます。

「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さん雨の中ありがとうございます。また「桂ざこばチャリティ寄席」チケットご購入いただき感謝いたします。皆様のお心東日本の被災地の皆様にお届けいたします。ありがとうございます。
孔子が遊説の途上いろいろな人と出会いの中から教えています人への応対、対応に沢山学ぶべき姿勢があります。私たちは未来への方向を選び決めることはできますが、人生の旅路、道中で出会う状況や人は自分では決めることができません、縁です。
出会いの中での応対、対応一つが大きく人生を左右し人格を形成し鍛えられます。この事実を知っただけでも私たちは、日常に会う人、新たに出会う人、変化する状況の中で狼狽えることなく、背伸びすることなく、確かな出会いをしなければいけません。一瞬の出会いが一生の出会い、刹那的な出会いとするのかは自分自身の言動、体験から学ぶ姿勢です。
孔子が現代の私たちにも大きな影響を与えている原因の一つは「勇の人」だったからだと私は受け止めています。「義を見てせざるは勇無きなり」を地で行ったのです。人が困っている姿を見れば助け、困難な仕事は率先して引き受け、人様には労いの心で接したのです。それは人間として、人として「共にある」ことの喜びを知った人でもあったからではないでしょうか。人に甘えるのではなく、支えさせていただくという「仁愛に目覚めた人、義に目覚めた人」であったと思うのです。
人事での地位には恵まれることはありませんでしたが「誇り高く生きた」のです。故に誰からも尊敬された存在であり続けたのです。それはどこに行ったとしても変わらない「仁を貫いたからに他ならない」のです。そのことが洋の東西を問わず、紀元前の時代から今日まで多くの人々に示唆と影響を与え、論語を学ぶ人の中から影響力を与える人が多く排出したの見れば納得できます。
孔子の教えの中で何に影響を受けたのかを考えてみますと一つには「苦しむことの方が勇気が必要だ」ということを知った人が、「世の苦しみを受け止め」、「どうすれば解決するかを学び」仁を貫きこの世を明るく楽しくすることに貢献したからだと感じています。
学而第1の「子曰く、学びて時に之(これ)を習う、亦(ま)た説(よろこ)ばしからず乎(や)。朋有(ともあ)り遠方より来る、亦た楽しからず乎。人知(ひとし)らずして慍(いか)らず。亦た君子ならず乎。」を実践したことに孔子のすごさを感じてもいます。人様から知られる知られない云々では無く学びを徹底したことに。
今夜は「にんげん学」東京講座、東京地区の皆さん共に誇りとはなんぞやを学び、功利的なことで一喜一憂することのない自分自身で在るように、今日も笑顔で過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
蓮の花は泥の中でも決して汚されず、周りを美しくします。御仏の世界、私もそう在りたいものです。





先月行いました、第13回・中部地区「心に華を咲かそう会」チャリティゴルフコンペで寄贈しました「青い鳥学園」様からの感謝状です。