バトン

おはようございます。

今日はお彼岸のお中日心華寺「秋季彼岸会法要」です。午前１０時からです、お休みでもありますのでどうぞご家族でおまいりください。
親は子を導き、子は親に従う、美しい家族の姿です。ご先祖様へのおまいりのこととなればなおさら微笑ましく素晴らしいことです。今の時代お子様もそれぞれ忙しいことでありましょうが、「これだけは」ということを家族一同で行うことが大事です。その大事の一つが先祖供養です。このことをお子様に伝えることが出来なければお家の継承繁栄はありえません。そのくらい大切なことです。
何をバトンとしてそのバトンをお子様やお孫さん達に渡し家庭、家族という人生のリレーを走るかということでもあります。
自分さえ良ければということでは何も伝えられず、伝える物がなければ必然的に終わるしかないのです。永遠に未完成であるバトン、先祖供養というバトンです。未完成であるが故に継続があるのです。何事も頂点に達すればそこで終わるしかないのです。
私は生まれつきとは言わないまでも愚鈍で勉強も出来なかったので、勉強のことや何かの行動をすればいつも叱られていましたが、事、手を合わせたり、お祈りをしたりすることが何故か楽しくキチンとできていました、それを楽しみにさえしていました、それを時には両親やお祖父さんが褒めてくれたのです。今考えますとそれが支えになっていたのかもしれないと思っています。
ご先祖は命の元です。今日は秋分の日でもあります。秋分の日は昼と夜の長さが一緒だそうです。このことを「自身とご先祖」と考えてみてはいかがでしょうか、自分のことも大切ですが、ご先祖様があるからと考えれば、考えが違って来るのではないでしょうか。また現実の生活でも同じです、自分の事ばかり考えるようでは、人様は次第に遠ざかっていきます。
どうしても私たちは目の前にしていませんと、疎かにしようとは思ってはいなくとも、どうしても後回しになってしまいがちです。そして後悔することもあります。少しだけ周りのことを今現実に目に見ることができない家族や人様、そしてご先祖様の事に思いを寄せられる人間性を作るのが先祖供養からではないでしょうか。
小さいお子様に「何でご先祖様を大切にするの」と問われましたら、「ご先祖様がいなければ私たちはいなかったのよ、大好きな○○ちゃんとも出会えなかったのよ、大好きなお父さんとも、お母さんとも出会えなかったのよと明るく楽しく」言って上げてください。そのやさしい思いやりの心を「バトン」としたいものです。
ご先祖様を大切にする、ご先祖様に手を合わすことは理屈はいらないのではないでしょうか。家の習慣として自然な形で行えるようになるのが繁栄の道ではないでしょうか。
私たちは日常の生活の中で知らず知らずの中に人間形成が為されていくのです、ですから日常生活の在り方が一番大切となるのです。一言でいいますと、何事も「身近な世界から素晴らしい世界が広がる」のです。その身近な世界を大事にできなければ、どこに行っても良い世界がないかなと遠い世界を探し回り、身近な人を大切にせず、ウロウロする人生を彷徨うと言うことです。
そのような事態を招かないためにもご先祖様を中心に仲良く日々歩んで参りましょう。午前１０時からです。お待ちしております。
明日は２４日ですので下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」です。こちらも午前１０時からです。大切な方、愛する方のためにご一緒にお祈りしましょう。今日も素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Ｆｌｏｗｅｒ　ｉｎ　ｙｏｕｒ　ｍｉｎｄ・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 　合掌
　私たちは東日本大震災の復興、豪雨災害の復興を祈り応援します。
「秋季彼岸法要」のお供養です。ご先祖様と一緒にいただきました。「ばら寿司、お吸い物、ナスのおひたし、シシトウの油炒め、おはぎ」です。ご奉仕いただいた皆さんありがとうございます。

※「ＮＰＯこころのはな」を設立しました。本格的に活動をしたいと思っています。「学校に行きにくい」「会社に行きにくい」という皆様と「共に」協働生活をしましょう。そして社会復帰を合宿しながら目指しましょうというＮＰＯです。
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※お子様の事で心配だとお考えのご家族の皆さんいつでもお電話してください。胸の内をお話になるだけでも解決の方法がわいてくるかも知れません。0774-45-5561。斯波最誠までお電話をどうぞ、お待ちしております。