トキメキ

おはようございます。

「にんげん学」京都講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。老子に限りませんが「心学の書」を読みますと大いに反省させられます。そして啓発され、発憤しなければという気概を新たにさせてくれるのが悦びです。
何度も、なんども、やらなければ、と優しく思わしめてくれるのがいい、自分から学ぼうとする意識をかき立ててくれる悦びを感じさせてくれます。自己啓発はだからこそ大事です。
仕事や義務ではなく、自分、自らが学びたいと思わせてくれる。そして「ポンと軽く背中を叩き優しく押してくれるのが心学」の良さです。何か静かな闘志のようなものが湧いてきます。
老子は特に落ちこんだり、何かに行き詰まったりしたときに読み返しますと、心の中にホットした暖かいものを感じます。「間違いが悪いのではないよ、間違って人は正しくなるんだよ」と優しく教えてくれます。
そんな教えが昨日の65章です。私たちには誰でも「好きなことがあるはずでしょう」と教えてくれています。好きなことをやると「創造のエネルギーが働くんだよ」と教えてくれています。「あれもやってみよう、これもチャレンジしてみよう」と脳内が活性化されるのです。
老子は、人に良い評価を得たい、好かれたいと考えたときから「苦しむからおやめ」と教えます。それよりも、「自分の悦び、それを追求することですよ」というのです。そうすることで「どんどんどんどん、創造エネルギーが湧いてくる」というのです。自分の中に在る「小さなトキメキ」を大切にしなさい、それを大切にするといろいろな人と「和合ができ、仕事という世界も増える」と教えます。
だからこそ、「ライフワーク」が大事なのです。仕事とかけ離れているように考えるのは早計です。心学に限らず、自分の心の楽しみ、悦びを感じる学びは、現実離れしたように思われるかも知れませんが、「実は最も現実に近い」のです。それは「人間性を裏付けるもの、人間性のベースとなるもの」だからです。私たちは「自分の心の窓から言葉や行動を発している」からです。
これはどなたでも同じです。だから「心学の書」「自分の好きなこと」「悦びと感じていること」をライフワークとすべきです。「創造エネルギーの量は、悦びの量に正比例します」。だからこそ多くの人との出会い、和合のチャンスを得られることになるのです。
小さい世界で生きている人の譬えで「井の中の蛙大海を知らず」という言葉がありますが、井戸の口の大きさからしか外の世界を見ることが出来ないことの例えです。世間様、外の世界を見ているのは「自分の心を通して見ているのです」。これを忘れてはいけません。
今日は「小さなトキメキを大切に」過ごす一日としましょう。きっと大きな大きな悦びに変わります。小さい物が大きくなるのですから。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
「にんげん学」京都講座修了後「洋食・ぼんじゅーる」さんのお料理です。マスター昨夜もありがとうございます。一品目、和牛の刺身。

ハンバーグ、デミグラスソース、ベーコン添え。

カキの天ぷら。

黒毛和牛のステーキ。プレミアム牛、茸ソース。