満行

おはようございます。

行者・誠澄の七日間「断食・断水・不眠・不臥」行も午前10時で満行をむかえます。身内が書くのもなんですが、決死の行です。ご神仏そして皆さん方の外護力のお力で行じられ満行もできます。行者自身がそのことを身を以て感じています。感じていなければ行力は高まりません。
行者の道は、「教えを伝えること」です。「すべての人びとに教えを説き」、「眠っている人(迷っている人)の目を覚まさせ」、「邪見な人の心を正しくし」、「身命(しんみよう)を惜しまず」、「広く教えをしかなければいけません」。これが行者の道の務めです。
しかし、この教えを説くということは容易ではありませんから、教えを説くことを志すものは、みな「仏の衣を着、仏の座に坐り、仏の室に入って」説きなさいと。
仏の衣を着るとは、「柔和であって忍ぶ心を持つことである」。仏の座に座るとは、「すべてのものを空(くう)と見て、執着を持たないことである」。仏の室に入るとは、「すべての人に対して大慈悲の心をいだくことである」。のです。
教えを説こうと思う者は、次の四つのことに心をとどめなければならない。「第一にはその身の行いについて」、「第二はそのことばについて」、「第三にはその願いについて」、「第四にはその大悲について」であります。
教えを説く者は、忍耐の大地に住し、柔和であって荒々しくなく、すべては空であって善悪のはからいを起こすべきものでもなく、また執着すべきものでもないと考え、ここに心のすわりを置いて、身の行いを柔らかくしなければいけないのです。
そんな思いで七日間行者・誠澄は「懺悔練行」、「断食・断水・不眠・不臥」を行じてきたのです。皆様が御仏と同様に慈悲の心を最大に発揮し、道を求めることを知らない人びとには、必ず教えを聞くことができるようになってほしいと心に願い、その願いに従って七日間を精進し努力し過ごしたのです。
午前10時に皆さんの前にその真摯な姿を現します。そして「がん・中風・ぼけ・認知症封じ」お灸鉢かぶり加持を致します。どうぞ皆様とご一緒にご利益にあずかりますようおまいりください。皆様方の一日が御仏にお守りいただける素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
皆様をお待ちしています。