力を蓄える

おはようございます。

昨日B巧芸社福岡支社様の安全祈願並びに講話を午前中に終え、午後から鹿児島に移動しました。夕方から会長宅にお伺いし、ご先祖様へのご回向をさせていただきました。ご先祖様への感謝、これは何よりも大切です。会社が存在できる大本の大本。継続への感謝がなければ次世代、明日への継続などあり得ないのです。
安全祈願から教えられることは、「人生、良いときもあれば、悪いときもある、いずれにしても感謝しなさいということです。」先人への感謝と安全祈願は「先人もうまくいかなかったときもあったのだろうな、それを乗り越えてきたのだろうな、という感謝の思いに至ることでもあります。」「このようなときこそ力を蓄える時なのだ」と素直に思えるようになることでもあるのです。
昨日も例に出しました菜根譚(さいこんたん)後集76項に、
「伏すること久しき者は、飛ぶこと必ず高く、
開くこと先(さき)なる者は、謝すること独り早し。」
意は「鳥の中で長く地上に伏して力を養ったものは、ひとたび飛び立つと必ず他の鳥よりも高く飛び上がることができ、花の中でも早く開いてしまうものは、必ずその花だけがほかの花よりも早く散ってしまう。」
人間がもしも人間力を高められるとすれば、それは不遇、不調と感じたときです。「伏龍鳳雛(ふくりゅうほうすう)」という話があります。「龍が伏し、鳳凰(ほうおう)が雛(ひな)の状態を示す言葉です。」(「諸葛亮伝(しょかつりょうでん)注」に池の中に潜んでいる竜と、鳳凰(ほうおう)の雛(ひな)。三国時代司馬徽(しばき)は、蜀(しょく)の諸葛亮をさして伏竜に、龐士元(ほうしげん)をさして鳳雛(ほうすう)と評した。転じて、世間に知られずにいる大人物と将来有望な若者のたとえ)「これから私たちは龍となり、鳳凰になって羽ばたくぞ!」という気概の言葉となったのです。
人よりも飛び立つのが遅くても何も気にすることなく、「じっくりと己を磨き高め学ぶという覚悟を決め歩むことの教えです。」
何か不遇と思えることがあったとき、「自力をつけるチャンス到来」と捉えることです。「うまくいかないときこそ力を蓄えるときです。」その「エネルギーが自分を深めることとなるのです。」「伏すること久しき者は、飛ぶこと必ず高く」、自力をつけている期間が長い人は、「その後ぐっと伸びていくことができます。」
昨日もB社の社員のお一人に私と出会って何年になりますか?、と尋ねましたところ、9年です、と答えてくださいました。私が60才のときに出会ったのです。その社員さんと出会うのに私は60年かかったのです。
B社さんとは40年かかりました。これから出会う人とは私はもっと年令が高くなります。このように考えますと、毎年花が咲き、散り、そして又芽吹くという繰り返しが如何に大切かと言えます。経験体験を積み、出会って終わりでは無く、出会えたのはそれまでの学び蓄積があったからだと私は感謝するのです。
人生を上手くいかないと考えるより、大きく羽ばたくための雌伏の時が今だと思い私は日々養っているのです。そして日々新たな出会いに感動するのです。今日はB巧芸社本社の安全祈願、心して勤めます。皆様もお礼と感謝の一日をお過ごしください。
今日から心華寺では1泊2日で「M&USCHOOL」が開校されます。受講生の皆さんお元気に学んでください。ありがとうございます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
☆ホテルの庭から見える桜島です。


会長宅から見えた桜島の上に出ている十六夜のお月様。

昨夜は鹿児島特産「黒豚、黒牛、鳥」のしゃぶしゃぶをいただきました。ごちそうさまでした。





今朝の桜島です。


午前中にB巧芸社本社様の安全祈願、講話を終えました。B社の皆さんありがとうございます。ますますのご安全とご繁栄をお祈りいたします。





お昼は鹿児島特産「黒豚とんかつ」をいただきました。三日間ご馳走ばかりいただき感謝いたします。ありがとうございます。