私をノックする

おはようございます。

ボブ・ディランノーベル文学賞受賞おめでとうございます。素晴らしい、歌を歌い歌詞を書き、素直な心を文字に表す世界でノーベル賞、私の世代に大きな影響を与えてくれました。とてもうれしいです。歌が世界を変える、音楽が文字が歌詞が世界を動かす、それが嬉しい。
私は多くの人に導かれ今日があります。ボブ・ディランにも、私は自分の道を歩み始め沢山の気づき、為すべきことを教えていただき導いてくれた「縁」、人様とは何とありがたい存在でしょう。毎日私の心をノックしてくれます。コンコンと、私の心の扉をたたく。
気づかない、気づけないこともいっぱい。扉をたたいてくれたことを忘れていなければ、数日、数ヶ月、数年たって気づく。
トントンとたたいてくれたことに「はいと返事を快く返しただけで、喜んで長年おつき合いくださる」。その上「能力を発揮するチャンスもくださる、人様は偉大」です。
私自身に気づけなかった私を発見してくださる。ありがたい、ありえないことの遭遇に感謝。いろいろな失敗は「学びであることも気づかせてくれた」。痛い目に遭ったほうが二度と同じ過ちを犯さない。
仏の教えに、仏は法身であり、法そのものであるから姿・形はない、しかしあなたの前に必要な姿を示し現すと。まさしく目の前に現れた方々は「仏様、神様」。
為すべきこと、為さなければならないこと。為してはいけないこと等々すべて教えてくださる。縁、人様は「神仏に他ならない」。
私は仏道を歩む者。その私を見て私の能力を発揮させていただくチャンス、きっかけを与えて下さる。ただただ感謝し誠を尽くす。その誠が相手様に通じないときも、通じるときもある、ということも教えてくれた。日新の大切さに気づかせてくれたのも人様。
口でイノベーション、革新、固定観念の打破などと偉そうに言っても、必要性に迫られなければ変われない私。
私は情の人間だと自覚している(あやしいが?)、感情(愛情)で人様が私に求めてくれていると考えている。世の中には数多(あまた)の人がおり、その中で私を選んでくれた、有り得ないこと。だから感謝し、求めてくれたものを受け入れ、応(こた)えたいという感情が湧く。
だから、人様に通じなかったとき、お役に立てなかったとき悔しさ悲しさ、腹立たしさが猛烈に湧き上がってくる。そして、26才のとき人様に腹立ちの鉾(ほこ)を向けず「己に腹を立てよ」という自己哲学に目覚めた。天は必要のない試練は与えないという教えから。
自己変革のチャンスを与えてくだされた愛情を感じ。チャレンジするチャンスを与えてくれた。その上でアドバイス、何と人様は優しいのだろう。
応えようとする姿勢、意志が少しずつ世界を広げてくれた。道を歩んでいるから恥もかき、失敗もする、気づきの手柄は人様。それをお陰様と私は読んでいる。サッカーでいえば、人様が私に私のゴールに、キックするようにボール(チャンス)をアシストしてくださるのが縁。
最初は受け身、受けた後は主体性を発揮し応えれば人様が喜んでくれることも知りました。それが人様の愛情に応えることだとも、打てば響くことだとも。受け入れ主体的に行動したら可能性がどんどん広がりました。ポストにベスト、己を忘れて他を利する世界は可能性を広げる。
昨日、北海道札幌に拠点を置きます「NPOワールド・ユース・ジャパン」さんが訪ねてくださいました。ワールド・ユース・ジャパンさんは、海外のNPO法人と提携し、青少年を対称とした多文化共生教育事業を実施されているNPO法人です。
来年の4月、USA、ニューヨークにあります私立中学校の生徒を10〜15人日本の「食・文化・アイディンテティ」を学ぶとして10日間滞在する企画の一環として私共の「NPOこころのはな」と提携し心華寺で座禅研修の指導をということでお訪ねくださいました。
共生、共にというあり方、思いが遠い方々と縁を結んでくだされたと道理の素晴らしさに感動しています。最初は縁によって受け身ではあっても、感動した後は主体性を持ち、日々修練し日新する大切さを知った昨日でもあります。
今日はどのようなボール(チャンス)がくるでしょう?楽しみです。どこからボールがくるかわかりません、水の如く柔軟に対応すべく楽しく修練します。どんなボールが来ても受け止めます。そしてキックを修練します。皆様の一日が幸せな一日でありますようお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは熊本・大分地震の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。お気をつけてご支援ください。ありがとうございます。
☆天は毎日いろいろな姿を示します。



NPO法人ワールド・ユース・ジャパン」の方と。