新年明けましておめでとうございます。

旧年中は毎日お訪ねいただきありがとうございます。輝ける新年をお迎えになられましたこと心よりお慶び申し上げます。
本年も相変わりませず、よろしくお訪ねいただきますよう、心よりお願い致します。
晦日午後11時30分より「報恩・感謝・除夜祈願・迎年護摩供」を修し、昨年度の煩悩を減じ無事新玉の神をお迎えしました。新玉の神をお迎えさせていただく法を伝えていただいた師に毎年、新年に感謝できるのも有り難いことの一つです。
今年も皆様方ご家族の安全祈願を努めさせていただくことを新たにお誓い致しました。ご安心して一年をお過ごしください。大晦日を過ぎると新年正月、不思議なものです。この日一日だけが年明け、新年という言葉を使います。大事に元日をお過ごしください。本年もどうぞよろしくお願いします。
「一定不変」、「正月」の「正」は「一に止」で「一つごとに止まる」こと、正しいとは、止まるとは「行動実践する故に一つを磨き上げる、高めることを言っています」。相変わらない「志」が成長進化の大事。どっしりと根を張り大木と為すことができるのは一定不変だからこそ。だから私は「相変わらず」という言葉が大好きです。
今年は丁酉(ひのととり)の年、酉という字は「酒壷」を表しています。いわゆる「熟成させること」一定不変。似て非なる物は熟成ではなく「腐る」これではいけません。「目標も志もなくふらふらと一定不変に歩まなければ腐ります」ご用心を。
熟成したお酒は旨(うま)い、芳醇(ほうじゅん)な香りと味、人間も同様、じっくりと一定不変に磨き上げた人は何とも言えない香り人間性が漂います。この「旨し」という字は味な字です。誰がつくったのでしょう?。
旨の「ヒは匙(さじ)」で、下の「日は、古字では口(くち)」、「匙でとって口になめる字を表したもの、うまいから口にする」。
旨(むね)とも読み、相手を「慮(おもんば)かって美味しい物をつくる。相手を思って仕事をする心をいいます」。左に「扌(てへん)」をつけると「指」となり、修練・習熟すれば「掌(てのひら)でどんな物でも素晴らしいものを生み出せる」だから「指」の字ができた。いわゆる「指標となる」「お手本となる」。
比叡山開祖、伝教大師様は「一隅を照らす。ポストにベストを尽くす」、変わらずに努めることを教え、そのような人間を国になくてはならない「国の宝」と言いました。
論語の冒頭では「学びて時に之を習う」「時習」(繰り返し学ぶこと)が人間を作り、人格を向上させることだと明言、「認められようが、認められまいが、知られようが知られまいが時習する」。そのような人間を孔子は「君子」という、と。熟成させましょう。
明日2日は心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」「初・開運祭」。一定不変の実践、毎月の例祭の初めです。初めがなければ終わりもありません、だから大事。お正月は「例大祭」、正月の正、一に止まることの「事始め」。初めがなければ終わりもありません。終始一貫が一定不変です。午前10時に厳修します。お待ちしております。
皆様の一年が一定不変の輝ける年となりますようお祈り致します。一年相変わりませず、よろしくお願いいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆大晦日最後の掃除をしていましたら、きれいな空でした、思わず天にありがとうを言いました。



愛媛、八幡浜の日本一ミカン園、一生園のOさんから明日の「初・月例・幸福開運護摩祈願祭」に皆様へのお供養のミカンと橙、鏡餅に使います葉付きミカンを送っていただきました。一生園さん今年も豊年をお祈り致します。皆さんのためにありがとうございます。