庚申祭

おはようございます。

今朝は下関・愛宕寺です。山陽、山陰、九州地区の皆さん27日の夕方まで滞在します。おまいりください。
明日24日愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭並びに庚申祭(こうしんさい)」。お護摩を修し、庚申さんに祈りを捧げ病魔退散を祈りましょう。心身の健康が最大の富。心身の健康がなければ何ごともかないません。いくら知識、技術があったとしても健康がなければ生かせません。
庚申祭を何故修すかといいますと、いくら医学が発展発達したとしても、病苦はなくなりません。先人は人の体内に三尸(さんし)という虫がいると考えていました。病はどこから入ってくるのでしょう。当然私たちの体からです。特に「目・耳・鼻・口・排泄器官の九つの穴」からです。
庚申の夜に人が眠るのを見澄まして三尸(さんし)が天に昇り、天帝にその人の罪を告げる。すると、天帝はその人を早死にさせるというのです。したがって、健康で長生きするためには、その夜は眠らないで身を慎むのです。これを守庚申(しゅこうしん)というのです。それが庚申祭です。(心身の健康が富貴の元)。
この時に庚申の猿にちなんで青面金剛の神像下に3頭の猿(三猿(さんえん)を描き,これを俗に〈言わざる,見ざる,聞かざる〉)と称し,このように行為を慎むことで人生を安全幸福におくることができるとする教えが尊ばれてきたのです。
庚申信仰はもと日吉神社比叡山の守護神)の神使が猿であるとされたように,山の神の使いを猿と考える比叡山の信仰を末寺である愛宕寺でも毎年行い、信者の皆様の病魔退散を祈願するのです。
すべて病魔は「穴」から入ってきます。そのことを戒めるために「見ざる、聞かざる、言わざる」の誓いをたてます。心身・富貴に災いをもたらす病はこの三つからもたらされるのです。
見ることで悪事に走らない、耳障りの悪い言葉を聞き、怒らず、言い返さず、口は災いの元。
明日信者の皆さんが「病魔を去るとして、くくり猿」を奉納、「特別なお牘(ふだ)に印をつけ、護摩祈願、一年部屋の中にお祀りし病魔を退けるご利益をいただきます」。今からでもお申し込みください。0832-22-7404迄お申し込みください。あなたの真摯な態度がご家族を守り、あなた自身をもお守りするのです。
あなたの祈りの気がご家族を様々な病魔からお守りします。明日午前10時から厳修おまいりください。皆様の今日一日が幸せでありますことをお祈りいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆「くくり猿」を奉納し病魔退散を一年守護していただきます。同時に「ミニくくり猿のお守り」も身につけます。


この黄色いお札に名前を書き記し病魔退散を祈ります。