般若波羅蜜

おはようございます。

「にんげん学」神戸講座「論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。居酒屋さんでの学び、最高です。弘法筆を選ばずとまではいきませんが、環境に惑わされず、環境を変えることができるのが人間、孔子はどのような場でも「礼節」を以て対すれば事もなしと言っています。
人間自然の一部と捉えていれば、不自由はなく、力で圧しようともしません。仁がやはり一番です。
思いやりを以て接していけば自然環境も整うのです。それを最初から文句を言ったり、不平不満を言っているようでは学びの何たるかもわかっていないと言うことです。
自分の体でさえ思うように行かない、だから修養する。人様や環境に不平不満を言うのではなく、先ず、理解を示す、それが仁、思いやりです。こちらが近づいて行こうとしなければ、相手だって遠ざかるのが人情。
神戸講座をお世話くださるOさんには素晴らしいチャンスをいただいています。ありがとうございます。4月の「神戸講座」は4月27日(木)、やはり会場は、薩摩旨いもん「キリシマ山荘」さんです。来月もお会いしましょう。
今日は春のお彼岸が明ける日。今までの五つの波羅蜜を修しますと第6の「般若波羅蜜」となる「智慧の世界へと到達する」。
智慧とは、いわゆる知識ではなく、知識を元に実践し、全身全霊を傾けて様々な体験、悲喜交々、心配や少しの成功を通して得たものを「智慧」といいます。ここまでに達しなければ「覚悟ができてこない」。
覚悟とは、失敗や成功に止まらず、もう一度とか、二度としないとか、そのような気の迷いを起こさない、言い訳をしないことです。
できること、やれること、物心両面にわたって確かにし、その上に立って「堂々と生きること」。これが般若=智慧です。
人生は何度も失配し、何度も小さな成功を収めるのです。一生涯のプロセスで「使命を忘れないのが智慧」。失敗や小さな成功にこだわるのは、どちらも「慢心」。人生は生涯智慧に目覚め、使命を果たすこと。
春のお彼岸の一週間を真摯に六波羅蜜を修していただき感謝いたします。明日は下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」午前10時厳修します。おまいりください。月一度の大切な一日、お待ちしております。明日を期せずです、一日を大切にしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆「にんげん学」神戸講座ご出席の皆さんありがとうございます。

Oさん、美味しいお料理ありがとうございます。最後の玉子かけご飯いつも最高です。