素直に生きる

おはようございます。

私は自分の心に素直に生きたいと思い実際自分の感情を大切に素直に過ごしています。管理された中での勉強が苦手だったから、自分に素直にと考えたのかもしれません。
そんな思いでいたあるとき「ポストにベスト」という言葉、教えに感動。このように生きようと閃いたのです。人間好きだからこそ続けられます。でなければ続けられません。「好きこそ物の上手なれ」という言葉。「人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早いということ」です。
ポストにベストという言葉をあるとき知り、これならできると感動、この言葉が好きになりました。感動とは自分の正直な心、感情からわき出る行動です。感情こそ「パワー」です。
しかし勘違いしてはなりません。「好きなことは=ラクになることではない」。ここを間違うと好きなことでも自分で止める。
お経も心学も「正直であれ」と説きます。それは「自分に嘘をつかない」こと。どんなに勉強ができたとしても人に好かれなければ、生かされなければ得た知識を生かす場所もステージも与えられません。どうしたら好かれるのかはわかりませんが、自分に素直にとは自然体で生きるということだと気づきました。自然体という生き方でこのような素晴らし指針となる詩があります。良寛禅師の詩です。
  花無心招蝶    花 無心にして蝶を招き
  蝶無心尋花    蝶 無心にして花を尋ぬ
  花開時蝶来    花 開く時、蝶来り
  蝶来時花開    蝶 来る時、花開く
  吾亦不知人    吾れも亦人を知らず
  人亦不知吾    人も亦吾れを知らず
  不知従帝則    知らずして帝の則に従う
私は人を見抜くことはできません、このことを確かにしています。目の前の人が善い人か悪い人かなどと考えたこともありません。いわゆる直感でおつきあいしてきました。こんな思いをしていたら上の詩に出会ったのです。
誠心誠意、ポストにベストでお仕えし、相手が「ノー」といえばノーです。「何で?」などと考えたこともありません。「気にくわねども、風に吹かれる柳かな」。どうしようもないことに感情のエネルギーを費やさない、好きなことにエネルギーを最大に用いる。
私は好きなことを「コツコツやってきました」。人から誉められよう、認められようなどと考えたことはありません。しかし、コツコツとやっていますと、道理とは凄い物で、上手下手を人と争いません、上手くなるのです。上達するのです。
当たり前のなのですが、凄いことです。論語に、「君子は上達し、小人は下達す」という孔子の言葉。私は君子ではありませんが、君子でありたいと考え行動はしています。
一番自分に正直となれるのは「祈り」。祈りは本心、自分の世界。感情からわき出たもの、確かなイメージ。日々祈り、コツコツと人生を生きますと、確かに知識も技術も楽しく体得、身につき、今現在自分にふさわしいステージをいただくのです。道理に感謝するしかありません。
祈りは見ることのできない風船に少しずつ空気を入れ膨らませるようなもの。
ある時、私の風船に穴を開けて爆発させて下さる方、ステージを与えて下さる方との縁ができるのです。これが当たり前といいますか、不思議なのです。私は私自身を見ることも生かすこともできないということも知っています。人様が生かして下さる。
縁、人様が私を生かしてくださるのです。作為的に生きず、自分の心、感情に正直に生きる。日々そんな悦びに感動し護摩の帝則、法に従い生きています。
明日は心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」午前10時からです。自分を偽らない日。偽らないからこそ大きな夢が実現します。多くの人がご利益を感じてくだされています。感じるとは最高の悦びです。今朝もNさんが悦びを以て作務の奉仕にお出で下されています。箒の音が軽やかで素晴らしい音です。今日も豊かな一日でありますように。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆自宅近くを散歩していて。京都名産、九条ネギの葱坊主。




この花は何でしょう。


前川の夕景。