道を歩めば永遠の繁栄

おはようございます。

今朝は久しぶりにゆっくりと目覚めました。昨日は富士のお山を拝むことがかなわずに東京入りをしました。帰りに拝めればと祈っております。
帰りますとCMA様主催「リーダーシップ禅寺合宿研修会」一泊二日が待っています。研修生の皆さんお気を付けて入山ください。
「にんげん学」東京講座、人生充実の必勝法「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。
心学は何故こうもストレートに真理を突き、私の魂を揺さぶるのでしょう。読めば読むほど、学べば学ぶほど、ときめきます。体のエネルギーがふつふつとわき上がるのがわかります。
老子第7章「道の働きは永遠に続く」という教え。我欲、自分だけの利を思うから道が途切れ破滅するのだと老子の明言。
「谷神(こくしん)は死せず、是を玄牝(げんぴん)と謂う。玄牝の門、是を天地の根と謂う。綿綿(めんめん)として存するが若(ごと)く、之を用いて動(つ)きず。」
「谷間の神は水をこんこんと湧かせ続けるように永遠の命を保ちます。
 この働きを「神秘の雌」といいます。
 神秘の雌の陰門から天地万物は生まれます。
 「道」に形はなく、その働きは始まりから終わりまでを繰り返して尽きることがありません。
 だから、万物は次々と生まれ続けるのです。」
何度も読み返し味わってください。老子は「道」を「天下の母」と称しました、女陰にも喩えています。老子はある意味で女性(母性)崇拝の思想の持ち主です。たとえば柔和なものを尊び、女性的なものを守る考え方を持ち、「弱者の道を用いる」ことから始まり、「世の中で最も柔らかいものが世の中で最も堅いものを貫き動かす」と説いています。老子が重んじる「無為のようでいながら何でも生みだしている道」には「柔弱で受身的で自然体という側面がある」のです。さらには、「万物は陰陽二つの気を含む」「女性は温順さによって男性を従える」「頑強の良さを知りつつ、柔弱さも備えている」など、老子には女性的な表現がいくつも登場します。
老子は「道」が永遠に存在し、その働きは無尽蔵であり、その影響は古代から現代に至るまで依然として及んでいるとしています。科学者の研究や発見の多くは、正に老子の説く「道」の存在を示唆しているのではないでしょうか。
このように、老子は一貫して偉大なる母性の産む力を賛美し、崇拝しています。そして母性が偉大であるように、「道」も偉大であり、永遠に続く存在であり、その動きが尽きることではないとしているのです。谷は低きにあります、低きにはいろいろなものが流れ込み落ち込んできます、だからこそ、様々な命が生まれるのです。他を否定しないからこそ万物を生みだすのです。だから道は偉大であり、永遠に存続するのです。
私たちも違ったものを否定せず先ず受け入れる、相和する、受け入れる行為は優しさです。そこから新たな創造、発想工夫が生まれるのです。受け入れないのは固定観念、固くなった物は死です。発想、創造の停止、道を否定している行為であることを知りましょう。我欲は固定観念、道を否定していることです。我利は決して繁栄を許さないのです。
皆さん、身を低くして、確かに行えば、永遠の繁栄がもたらされることをお忘れ無きよう、低くする最大の法が学びです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
☆「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございます。来月は七夕の日です。

☆懇親会です。皆さんお疲れ様でした。







皆さん来月も楽しみにまいります。ありがとうございます。
NPOこころのはな「ひきこもり女子会」のご案内です。苦しんでおられる方にお知らせ下さい。

☆7月2日のご案内です。