生涯

おはようございます。

7月のご訪問ありがとうございます。今月も無事一ヶ月終えそうです。日々聖典を読誦お勤め皆様のご安泰と平和をお祈りさせていただき、心学の書を読み暮らしております。
思いますに、お釈迦樣も伝教大師様も老子様も孔子様も素晴らしい「ジコチュー」だったと思っております。自分が活きたいように生きそして「人様を尊重した」。人を尊重したということは、自然の摂理に従って生きた、自然は一見弱肉強食のように見えますが、そうではありません、循環しているのです。人間のように我利、作為的ではない、人間が勝手に弱肉強食だと錯覚しているのです。聖人は摂理を知り迷うこと無く生涯と出来た。
人様の思惑や、評判、評価などに一向に眼向きもせずに歩まれた。自然の営みに感動してのことでしょう。惻隠の情に自然に従った。自然の痛み人間の悲しみを知った。
人の評価や、評判は、評価する側の為であって、何ら人様の事を考えていない、自分の都合や、立場でのことをお釈迦様も、伝教大師様も、老子様も孔子様も気づかれたのです。これは凄いことです。
才能と言う言葉が示すとおり、人間を全体から見るのではなく、ちょっとした才で人を見た。だから今日の人が人を見誤ってしまうのかも知れません、才能が人格だと。
お釈迦樣はただただ自分と真っ正面から対峙し、自分に忠実に「慈悲」に生きた。伝教大師様も、周りが互いに争っている姿を見て自分と対峙し、自分の考えに忠実に「忘己利他。己を忘れて他を利する。一隅を照らす、ポストにベスト」に生きた。
争いは何ごとの争いも醜いもの。老子様は「不争の徳」を生きた。孔子様は「恕(じょ)、ゆるすこと「仁」を生きた。
人は何故争い、差別をするか、聖人は我利から来ることを知った。死は万人に平等なのに、我欲のために自ら争い死に至らしめる、そのような愚かな生涯としたくないと「慈悲、利他を生きた」。せっかく人として生まれ、人を憎み、人と争い、人を信じられないなどという楽しめない人生は嘘だと知った。
自分に嘘をつかなかった、自己認知、自分を自分で認知して己をひたすら学んだ。他の評価を待たなかった。自分に嘘をつかずに夢を持って生きることの大事を知った。自分の夢とは人様と比べて秀でていることなどと馬鹿なことではない、自分の夢。
和合を率先して行う生涯を各聖人は日々実践されたのです、そして和合の大事を知った賢人は今日まで私の為に実践し伝えて下された、ありがたい。お手本がある、心の身だしなみを整える鏡がある。
日々聖典を読誦し、心学をひもとくのは他の評価にぐらつき、人を責め、己を責め自分の心を狭くすることがいじましく思えるから。自分の人生、潔くありたい。今月もお世話になりました。沢山の皆さんに甘えさせていただきました。感謝いたします。
明日から二泊三日、8月3日まで、心華寺では、今どきの寺子屋「少年・少女親子塾」を開催。今からでもお申し込みください。かわいい子には旅をさせよとも申します。そして、人生充実必勝法「にんげん学」大阪講座「老子を読む」、老子は克己を教えます。人生は人様に負けるのではなく、己に負けるのです。
今日は下関・愛宕寺ご開山様の祥月命日で33回忌法要、私にポストを与えてくださいましたご開山様のお勤めをして心華寺に戻ります。月末の今日ゆったりとお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
☆年一度Dr.U先生と昨夜は会食でした。Dr.ありがとうございます。元気で来年もお会いしましょう。いつもご一緒させていただき感心することが、急患があったときのことを考えられてお酒を召し上がらない、Dr.にはいつも頭がさがります。いつも私一人ビール、ワインといただいています。ごちそうさまでした。











お店の近くにこのような碑が。