感情が悦ぶことで

おはようございます。

2月、如月も今日を入れて3日、3日間、じっくりと2月を自反して過ごしましょう。新しい一週間の始まり、まっさらになってスタートです。
コンプレックスやトラウマは自分が感じているもので他人様の目からわからないものです。コンプレックスは誰にでもあります。コンプレックスを感じるような現実に直面すると顔を出すのです。なかなか克服できない。
克服できるのはやはり、好きなこと、感情が悦ぶことを見つけることです、出来ることの中で楽しいことをやることです。人間が理屈ではなく、感情で生きています。だから好きだと感じたことをやることです。私は好きなこと、できることをやってコンプレックスを克服しました。理性で、これをやらなければと考えても続きません、感情が悦ぶことを行うことです。
克服したといっても、コンプレックスが無くなったわけではありません。若木に傷はつきましたが、好きなこと、出来ることで年輪を重ね、見えなくなっているだけです。
好きなこと、出来ることを見つけたお陰で、猜疑心も薄れ、素直に自身をさらけ出し、好きなこと、出来ることに精進できるようになったのです。
コンプレックスは「疑心暗鬼(ぎしんあんき)」を生みます。疑心暗鬼とは、新しい事をやろうとしてみるのですが、なんでもないことを疑ってしまったりおそろしいと感じてしまうという意味です。「疑心とは、疑う心、暗鬼とは、暗闇の中の妄想(亡霊)や鬼」。つまり、疑う心があると存在しない妄想・亡霊や鬼のようなものがいるように感じられ何でもない未来という暗闇を怖れてしまうということです。
コンプレックスで私は疑心暗鬼を生み、未来にチャレンジしようと思ってはみたものの、未来という見えない暗黒の世界の中に不安という鬼を見てしまっていたのです。
疑心暗鬼を生ずとは、中国の『列子・説符』の話がもとです。それは次のような話しです。
「ある男が、斧をなくした。それで、隣家の息子が斧を盗んだのではないかと思って見るとその歩き方、顔色、話し方、ことごとく怪しいそぶりに感じられる。しかし斧は、谷から出てきた。
それから、同じ隣家の息子を見るとどこにも怪しいようには感じなくなった。……という意味の話です。
隣家の息子は、何もしていなかったのですが
疑いながら見ていたのでそのそぶりが怪しく思えたのです。このように、なんでもないことを見て怪しいと感じることが、疑心暗鬼を生ず、という意味です」。
感情をコントロールするには、良書を読み心を練り上げ、人と比較することなく、自分の高みを望むことです。そして好きなこと、出来ること、自身の感情が悦ぶことで「我に勝つことができる」のです。人生はすべからく「克己」です。
比較して人に勝たなければと、疑心暗鬼に陥り、コンプレックスを増長させ、周りを敵のように思っていた愚かさに気づいたのも、生き方を現実に教えて下された「師」との出会い、考え方としての「書」との出会いでした。
今夜は「心学」、「にんげん学」小倉講座・人生充実必勝法・克己学「老子を読む」。明晩は「にんげん学」神戸居酒屋講座・人心掌握法・対人関係の指南書「論語を読む」です。どちらも、自分を確かにコントロールする道が楽しく説かれています。
一昨日から昨夕まで開校されていました「M&Uスクール」受講生の皆さんお疲れ様でした、そしてご苦労様でした。毎月お運びいただき感謝いたします。学びました事を心にしてお大事にご精進ください。ありがとうございます。
皆さん、豊かに2月を終え、3月へスムーズに移行しましょう。春は目の前です2月を締めくくる週のスタートじっくりと歩みましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でもどうぞ。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
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