龍が住む

おはようございます。

 5月5日、子どもの日。鯉のぼり、夢があります。鯉が川を遡(さかのぼ)る、「人生とは川などを、その流れと反対の方に進む、川にそって上流へ進む」ようなものであり、決して楽ではないことを教えているのではないでしょうか?(私見)。人生を「山登りに例(たと)えることもあります」。そして、それを乗り越えたとき無上の喜びに目覚めることを教えたものでもあると考えています。
 人生何ごとも下から上に登ろうとするのは、厳しいことを教える喩えであり、現実に何かを極めよう、上達しようとすれば厳しいものです、だからこそ達成したときの悦びは測り知れないのです。その事実を「登竜門(とうりゅうもん)」の故事(こじ)によって子どもに話をしたのです。(故事:昔にあった物や出来事。また、遠い過去から今に伝わる、由緒ある事柄。賢者は歴史から、先人から学ぶ。)
「竜門」は中国黄河中流にある急流で、ここをさかのぼることのできる鯉(こい)は竜になるという「後漢書李膺(りよう)伝の故事」です。
人生は必ず「岐路となるような障害、関門に遭遇します」。岐路に出会ったとき、純粋無垢であった幼少の時にドラマチックな話を聞かせ、心の中に刷り込んでおきますと、何かしたいことに目覚め進み始めますと、必ずと言って良いほど、大きな関門、関所に遭うのです。
 人生は何か逆境に遭わなければ大きく飛躍できないともいえます。「記憶の中に潜んでいた教えを蘇らせ、問題に遭遇した縁で必ずできると純粋に考えるのです」。そんな簡単なことでと笑うなかれ、私たちの行動は思考回路にあるからです。思考は情報としてインプットされている事柄で行っているのが私たちです。私たちは情動するのです。感情で動くのです。「感情が理性を強くさせることを忘れてはいけません」。
 道理、原理原則を貫こうと思えば、強い情熱が必要なのです。その情緒を育むのが幼少時の情操教育、自分を自分で正しい方向へ導く力である、情操です。
 「たった一つ、されど一つの関門を乗り越えますと、意識の中に「やればできるという龍が住む」ことになる」のです。私が「競争せずに生きる」という思考にできたのも「小さな成功体験だったのです」。
 皆さん、故事来歴の話を馬鹿にするなかれ、特に幼少時代に「おとぎ話、日本昔話、英雄伝、人物伝などの本を与え読ませますと、人格形勢に大いに力となります。言葉の美しい童謡なども良いですね」。
 幼少時の誕生日、子どもの日などに、おもちゃが悪いとはいいません。その中に生涯役に立つ一冊の本も加えて下さい。素晴らしい子どもの日をご家族でお過ごし下さい。
 明日は第一日曜日、心華寺・金港辯財天様「月例・幸福開運護摩祈願祭」午前10時から厳修いたします。法話(霊示を受ける為)、護摩祈願(罪障生滅福徳護摩)、霊告を受けやすくなる昼食のお供養、繁栄の聖典読誦を皆さんとご一緒します。祈り愛の1日、お待ちしております。「縁無き衆生は度しがたし」と、縁をいただかなければ救いようが無いという言葉です。そして明日は心華寺・金港辯財天様「最強のラッキーな参拝日」です。今年のキーワードは「金」金運・財運の良縁を結びましょう、お待ちしております。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。 
◎心華寺のご神木に大日如来様が、明日皆様をお待ちしております。