自分を変える

おはようございます。

 「にんげん学」東京講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。心学を学んでいますと「心身の身だしなみが良くなる」と昨日書きました。心の身だしなみとは、「自分を変えたい、改善したいと思ったときに変えることができる」ということです。
 多くの皆さんは生活習慣を変える至難を実感しているのではないでしょうか?いかがですか?。良い方向に変えるつもりがかえって悪くなった、混乱して余計悪くなったとか?。
 改善する思考法の第一が「高望みしない?」「欲張りすぎていない?」ということです。私のモットーの一つ「高きに登るには低きより。遠くに行くには近きより」。このことをもう一度確かにする。日々一歩を大事にする。
 第二は「改善しようという動機」です。「見栄や」「あいつより」というような「不純な動機」では「ダメ」、これでは続かないのです。真の情熱にはなり得ないのです。
 老子は先ず「自分の心のチェックをしなさい」といいます。「事実の積み上を大事にしなさい」と教えます。。
 何でも努力すればかなうのかというと、老子は、そうではないよ、と教えます。先ず「己を直視せよ」です。「自分を見るときに見栄を張ってはそれこそへそで茶を沸かします」自惚れも、ここまでくると救いようがないかも知れません。
 第三は「過去の成功にとらわれていないか?」です。「早く次の楽しみを見つけよ!」と老子は諭します。この三つを確かにすれば、自分を改善できると教えます。
  道、Taoは常に繰り返しです。出来不出来に関わらず、常に一からのやり直しなのです。一年を通して順序、秩序正しく運行するのが道、Taoの法則、私たち人間の欲で結果を見るのではなく、精一杯やって結果がどうであろうと、終われば新しい事に着手、道を歩むとは、いつまでも過去を引きずらないことです。
 私は相対的価値観で悩み続け、虚しさを知りました。道、Taoと同行することで楽しく歩んでいます。Taoとの同行で愉快に生きる。これが人生です。同僚が先に行っているとしても、ウサギとカメの話しではないですが、真の賢者は人との競争などして、人生をつまらないものになどしないのです。
 目の前にある会社という道を堂々と生かし同行人として愉快に歩みましょう。人よりもなどと不純な動機では長続きしません。東京地区の皆さん7月6日(金)又お目にかかりましょう。素敵な週末をお送りください。
 明日は第二日曜日、心華寺「水子供養祭」、午前10時から行います。あなたしか知らない存在、一ヶ月一度お話にお出かけください。家庭が仲むつまじくなります。お待ちしております。 
  
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
☆心華寺で参籠修行をしませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五感の対象をすべて聖典に置き、自身との対峙。新たなあなたが見えてきます。
人生は行き先を決めたとしても、道中、どのような出会いがあるかわかりません、どのような出会いがあったとしても、動じない自分を作っておきましょう。 
○東京講座ご出席の皆さんありがとうございます。Mさん毎月お花、ありがとうございます。Kさん、お茶菓子を毎月感謝いたします。