心がけ

おはようございます。

 「にんげん学」小倉講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。来月7月26日(木)もご一緒ください。一ヶ月楽しく復習ください。
 心学は対人関係に於いての「心がけ」と考えています。心がけとは「常に気に留め、忘れることのないようにする」ことです。心がけとは何も難しいことではありません、会社に遅刻しないようにするには早く寝る、といった如く行うことを心がけといいます。
 Aさんにお会いするには「○○の心がけ」、Bさんには「○○の心がけ」をといったように、個々への応対を確かにすること、礼儀を確かにすることです。
 仕事での指示をいただいたらそれに対する準備をする、新たに勉強し直すといったことも「心がけ」の大切な一つです。漫然と取り組まないことです。これらは当たり前のことなのですが、意識をせずにやってしまいますと、失敗し、非礼になるのです。
 対人関係に於いて大切な心がけは「礼儀」。いろいろな方にお目にかかったときに「失礼」「無礼」「非礼」のないようにと心がけています。私は年齢や仕事での立場に関わることなく、「非礼のないように出会い」を心がけています。
 礼儀は人様と長くおつき合いできるか否かの関所・関門と考えるからです。「久敬(きゅうけい)」という熟語があります。これは『論語』の「晏平仲善(あんぺいちゅうよ)く人と交はる。久しうして人これを敬す」から来たものです。善交さえ少ない人の世に、交際久しければ久しいほど畏敬(いけい)されるということはなかなか出来ません(畏敬の念とは、畏(おそ)れて敬う心情のこと。「畏れる」はつつしみをもって相対する心情)。晏平仲(斉(せい)の晏子(あんし)。紀元前500年、中国春秋時代の斉の政治家)は余程偉い人物と思われます。孔子が尊敬したことも肯けます。このように心がけたいと楽しく願っています。
※失礼「礼儀を欠くこと ・礼儀を知っているにも関わらず、失っている状態」。無礼「礼儀をわきまえないこと ・礼儀を知らない状態」。非礼「礼儀をそむくこと ・最も礼儀に外れた状態」※
 目の前の人が礼儀を弁えているいないに関わらず、非礼を働かないように大切にしたいですね。礼儀を大切に楽しく行っていますと、「人との輪が大きくなる」のです。学びは心意気を豊かに意気軒昂(いきけんこう)に楽しくしてくれるのが宜しい。
 今夜は「にんげん学」神戸居酒屋講座「論語を読む」です。対人関係の指南書「論語」。楽しく学びましょう。会場でお待ちしております。
   
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
☆心華寺で参籠修行をしませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五感の対象をすべて聖典に置き、自身との対峙。新たなあなたが見えてきます。
人生は行き先を決めたとしても、道中、どのような出会いがあるかわかりません、どのような出会いがあったとしても、動じない自分を作りましょう。
○小倉講座ご出席の皆さんありがとうございます。