忍辱波羅蜜は自分を豊かにする

おはようございます。

 今日はお彼岸のお中日、是非ご先祖様へおまいりください。心華寺では午前10時より「秋季・彼岸会法要」を厳修いたします。休日です、ご家族でおまいりください。
 布施波羅蜜持戒波羅蜜、忍辱(にんにく)波羅蜜の思いで三日間ご先祖様へ報恩・報徳・感謝の祈りを捧げていただきました。いかがですか?お仕事でも何でもそうでしょうが、やはりふり返りますと、ああすれば、こうすればという反省が思い浮かぶものです。反省と自覚を促す実践とはかくも素晴らしいものです。
 何の行動もなければ反省も何もあったものではないのです。やらされているという思いでは「日々不満、これは自らの人生を自ら傷つけるので直ぐ止めること」です。
 布施は心があればできる行動、布施はすべて利他の行動。布施は「見返りを思わないからこそ利他となるのです」、このことをお忘れなく。だからこそ人様の心を打つものとなるのです。布施の行動が日常でできる人が繁栄するのはここに「起因します」。
 よく、気持ちはあるのだが、といって言い訳にならない言い訳をなさる方があります。言葉には気をつけなければいけません、誰も反論はしないからです。それを良いことにしてしない方が世間には多くおられます。このような方は一事が万事、何かに就けて、しなければいけない行動の言い訳をして、行動せずにいますので、日一日と心貧しく、行動も貧しくなり、物心両面共に貧しくなり、いつも不平不満を口にするような人生を送る羽目となるのです。
 人間は自分で誓った行動理念は守らなければいけません、これが持戒波羅蜜持戒は布施をやり続けようとする「利他」。やり続けてこそ「習慣は第二の天性、人柄となる。人格となる」。
 人生、正しい道理を知れば「やり続けること」それが「忍辱波羅蜜」。これが「自利となる」のです。布施の功徳はすごいな〜、教えとは素晴らしいな〜という思いをもって続けて行きますと、自然、人様はあなたのことを「賞賛するようになるのです」。それは見返りを願わない、布施、持戒の心を素直に行い、身につけたからです。
 そして「忍辱」の功徳が「自利となる。自分を豊かにする」、続けたからこそ身につけた、身についたのです。どんなに良いことでも、辛いときはあるのです、それを乗り越えてこその忍辱波羅蜜です。最初から自利を思ってやるようでは誰も、あなたを信用しないでありましょう。我利我利亡者の人とはどなたでもおつきあいは願い下げです。又いつ良い結果が出るのかな〜などと思い打算でやっているような人は続けられないのです。
 私は教えにただただ素直に従いご先祖様に報恩・報徳・感謝の祈りを捧げ、六波羅蜜を修し今日があります。今日は皆様と共に多くのご家族のご先祖様への追善供養の読経を捧げご焼香致しましょう。午前10時、お待ちしております。
 昨日から開講されています「M&Uスクール」受講生の皆さん、夕方までご精進ください。
 そして明日は24ですので下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」です。午前10時お護摩を修します。休日ですのでご家族でおまいりください。愛宕寺様の「最強のラッキーな参拝日」祈り愛をご一緒しましょう。お待ちしております。
 今日は楽しく反省の一日を送り、明日から精進しましょう。充実のお中日をお過ごし下さい。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。