自然への祈り

おはようございます。

 今朝は鹿児島の城山ホテルでの目覚め、目の前に桜島、見事な景色、一年に一度鹿児島によせていただいております。これからB巧芸社様の安全祈願の加持を修し、終わりましたら、講話をさせていただき、博多に移動、明日は博多支社の安全祈願をさせていただき、同様に講話、終えて17日は下関・愛宕寺に入り18日に「にんげん学」神戸講座「論語を読む」を終えて19日に宇治へ戻る予定です。
 毎年恒例として安全祈願を予定していただいております。東西南北、四方八方、上下、あらゆるところから風は吹いてきます。その風は吉の風か、凶の風かわかりません。ここ数年天災が多く私たちにその驚異を曝しています。例年の如くに恒例行事として行えるかどうかは分からないということが、身に迫って感じられます。
 安全祈願は、その縁の如何ともし難い、人知を超えた世界のあることへの感謝、畏敬の念を大切にすることを祈願文の中に感謝の意を表し神々を讃え会長様、社長様以下社員全員で感謝の祈り誓いを捧げることです。
 縁がなければ芽吹かず、花咲かず、実が実りません。風雨順時、自然の運行に滞りがないことをお願いするのです。何ごとも縁によって生滅があるからです。正しく生じ、正しく滅する、その循環が正しくなければ暮らしは成り立ちません。どんなに人の力があったとしても、自然、四季が順時に進まなければ会社の四季とはならず、繰り返しはないのです。また、感謝の祈りを為す人は、どのような厳しい試練をも怨まず、真っ正面から受け止め、感謝し受け容れるのです。
 祈りはとてもシンプルな思考行動。大きな自然の運行があるという素直な気持ちで感謝の祈りを捧げます。自分の思考の外、枠外にあるのが宇宙、自然の運行と信じ敬って祈るのです。
 春夏秋冬、四季のあることを知ったとしても、風雨をどうすることも出来ないことを確かにしている行動です。だからこそ、天地自然はご守護下さるのです。私たちは、天地自然のお力を信じ、天地自然の力に添い従って仕事をさせていただいているのです。
 冬に種を蒔いても芽が出ません、適した季節に蒔くのです。作為的なことをやって過剰投資をして会社を破滅に追いやる会社は後を絶ちません。知識だけで繁盛することなどあり得ないのです。ただの物知りは自然を敬うことがないために人生をも破滅させるのです。
 知識を天地自然の運行に添い従い活かすことが祈りです。人間の力の及ばない力を信じているからこそ毎年毎年成長進化続けて、恒例として行事が可能となるのです。祈りは畏敬の姿であり、その感謝の祈りは美しく、美しい形には多くの人が理屈を超えて感動します。
 会長さんは先日「黄綬褒章」を受賞されました。褒賞は「人様のお世話をなされたからです」。褒賞は「損得を超えた人の道として多くの皆様をサポートされた一つの証」。目の前の利害得失では人様のお世話はできません。
 人様のお世話は先ず、利他の精神と行動、時間と労力等々の実践を無私無欲で為さなければいけないのです。それを長年なされたからこそ天が差配為され褒賞となったのです。人為的なことではいただけないのです。それらも、天地自然に従い感謝された心の一端だと感動しております。20年来安全祈願に寄せていただいていることに感謝しております。
 しっかりと気持ちよく厳かに安全祈願が厳修できそうです。皆さんも目にすることの出来ない天地自然のお力を感じお祈りください。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の幸運の扉を開けます、ノックをしましょう。