類は友を呼ぶ

おはようございます。

　今朝も良いお天気です、冷たいですがお星様がキラキラと輝いて気持ちの良い朝です。
　人生とは面白いもので、皆さんもご存知のように、思いの通りになります。そして「類は友を呼ぶ」のです。私は言葉を大切にしております。良い言葉を私の思いにしておりますので、言葉を信じています。ですから、上の言葉も当然信じています。意は「気の合う者や似通った者同士は、自然に寄り集まって仲間を作るものである」ということ。また「似通った者同士なら、無理をしなくても自然と寄り集まる」という意味です。
　このことを知りますと当然、悪い意味でもこの諺はあてはまります。よく私は運が悪い、善い人と出会わない、人生上手くいかないという相談があります。
　もし、自分の思考が「騙(だま)す」「欺(あざむ)く」「嘘をつく」などのように、悪い方角へ向かってしまいますと、「類は友を呼ぶ」の教えに従い似たような人物が近寄ってくることになります。「素直ではなく、人の悪口ばかり言っている自分がいるのなら、これもまた同じような者が寄ってくるでしょう」。
人は思考が悪い方へ傾くと自分では気が付かないうちに加速してしまうことがあります。自分の身の回りに「悪い人」が集まってきたら、「自分の思考について改めて問いただす必要があるかもしれません」。
　ここに良書、心学の書を読み、己を修める必要性があるのです。いくら知識があったとしても、人間的に己の心に「どのような思いを持つかで出会いが違ってくることを承知すべきです」。
　類は「意識（思い）である」と私は解しております。私は知識が人様と比べることもできないほどありませんでした。しかし、私の意識は「目の前の人を尊敬する」「私のできないことをやっている人を尊敬する」「素晴らしい人のようになりたい」という意識がありましたので、自然、社会的にも素晴らしい人たちとの出会いを多くできました。
　昨日から世界的に有名な「日特エンジニアリング株式会社様」が二泊三日の研修で入山していただいております。このような事実も「類は友を呼ぶ」現象だと信じております。ですから、言葉に対し、教えに対し真摯に誠意を持って向かい合うのです。そして現実が自分自身を高め練り上げて下さることも承知しています。
　現実の実践は「己を磨き上げる砥石」です。頭の中に知識を入れたままで、実践も無く、砥石で磨き上げなければ光り輝きません。磨いている途中で又新たな友との出会いがもたらされるのです。縁尋機妙、多逢聖因の因果です。
　私はこれを別の表現で「引き寄せの法則」といっています。「引き寄せの法則」とは自分の中にある「思考」や「感情」に働いている力のことで、自分の願いや思いと似たものごとが自然と引き寄せられ、結果的に現実のものとなるという法則のことです。
　この法則を例にたとえると、愉快で楽しい思考を持ちながら生活していると、その思考が膨らみ大きさを増すのに対し、ネガティブで不快な思考にとらわれると、次から次へと不快な思考が生まれてしまうということになります。
　つまり、結果論で見れば「引き寄せの法則」は、「実際に現実として起こっているものごとは、自分の思考からしか生まれない」ということなのです。自分の内側にあるものからのメッセージを受け取りながら、上手に願いを引き寄せていきましょう。
　そのための「良い出会いを引き寄せる心得」として心学の書を学び、己の心に正直に向き合い、己を修めることが肝要です。良い一日をおすごしください。　

世界平和をお祈りいたしましょう。Ｆｌｏｗｅｒ　ｉｎ　ｙｏｕｒ　ｍｉｎｄ・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目：慈悲の心を持つ（思いやりは勇気）・質素倹約（物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる）・謙虚な心（争いを生まない）・一隅を照らす（ポストにベスト）。 合掌
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