納めの護摩

おはようございます。

 今日は本年最後の下関・愛宕寺様「月例・幸福開運護摩祈願祭」祈り愛の日です。そして「八千枚護摩供」満行の日、「終い権現」「納めの護摩」でもあります。
 昨日までの五座で6,500本の添え護摩木をお焚きあげしましたありがとうございます。祈りはとても大切で偉大な力です。喜びの時も、悲しみのときも、楽しいときも、辛いときも、祈りがあるからこそ自分を見失うことがありません。それは感謝の心を失わないということです。だからこそあらゆるものに守護され、お守りいただき幸運を引き寄せるのです。因果応報、善因善果の理です。
 家庭も事業も豊かに安定、安心して暮らしておられる多くの方がお祈りを中心に据えて大切に暮らしておられます。自分の計らいを超えた力で物事がなって行くことを知って法界力(宇宙)に感謝し、感謝の祈りを真摯に捧げるのです。自分の力でなどという他の力を省みない人は神仏はおろか、人様にもお力をいただけないのです。
 自分の力で種を蒔いても太陽(大日如来様)のお力、風、雨、大地様々な法界(四季)の変化の力で強く確かに実るのが現実です。
 祈りは実践そのもの、体現を重視した行動です。護摩祈願はその特筆したものです。祈りを大切にされている皆さんは、必ず日まり、週まいり、月まいり、添え護摩を確かにしておられます。この事実が御仏と一体となる条件です。御仏の身と口と意の三つを「三密(さんみつ)」と言います。私たちの身、口・意を「三業(さんごう)」と言います。宇宙の構成要素は御仏も私たちも万物も一緒です。だからこそ私たちも仏となれるのです。しかしいかんせん、煩悩、欲に惑わされています。それで私たちの身・口・意を三業といいます。しかし、三業を三密とすれば、「仏智(ぶっち)」となり、大きな功徳を得られることとなるのです。
 それが「三密の修法」、すなわち、「手には印を結び」「口では真言を唱え」「心をご本尊様に投入すること」で、そのままの「肉体の姿で、大日如来という宇宙全体と通じ合える」のです。 
 そうすることで大きなお加護を受け事が成就されるのです。もちろん願いは「利他であることです」。我利ではお加護はいただけません。
 ご本尊様とダイレクトなアクセスが「護摩法」です。ご本尊様、大日如来様への直接アクセスするために、必要なツールが自分自身の体です。このことを確かに自覚下さい。次に大切なツールが言葉、真言をお唱えすること、そして最後は意です。心のステージです。この心のステージは利他の意、祈り愛です。
 この三つを確かにバランスを調え祈りますと、豊かな世界が実現されるのです。一昨日から厳修しております、「八千枚護摩供」がその三密の最高の修行法。それは皆さんとご一緒に合掌し、真言を誦し、意にご本尊様を念う世界、祈り愛の世界が現実に皆様と体感する3日間だからです。美しく、素晴らしい体感、祈り愛の体感は決して失われることはありません。
 皆様が体感したことで周りの方々を更に幸せに導くことでありましょう。今日10時より満願のお護摩です。下関・愛宕寺様の「終い権現」「終いの護摩」「納めの護摩」です。ぜひおまいりください。共に祈り愛を捧げ一年を締めくくりましょう。お待ちしております。
 12月、今年の最終週、身と口と意を美しく過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※運命相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。したいけど、できないから相談することの勇気が未来の幸運の扉を開けます、ノックをしましょう。尋ねることを知恵、自明の人(自分に明るい人)といいます。
○昨日のお護摩です。