一分を守る

おはようございます。

 今朝の下関は夜半の雨は上がりましたが風の強い朝です。今日は24日ですので下関・愛宕寺様「月例・幸福開運護摩祈願祭祈り愛法要」を午前10時より行いますので穏やかな一日であって欲しいと願っています。

 教えをいただくことはとてもありがたいことです。その中に「一分(いちぶん)を守る」との教えがあります。矜持(きょうじ)であり誇りです。一分とは「一身の面目。一人前の人間としての名誉」。それは「教えを受けた者として人間性、人格、教えを大事にすること」です。
 私たちは無限の可能性を秘めていますが、「できないこと」「やってはいけないこと」を確かにすべきです。でなければ「自分を欺き」「人を欺く」こととなるのです。自他共に欺かない生き方が、いわゆる「正直に生きる」「一分を守る」ことです。
 私たちには素晴らしい「人情」があります。教えに素直に生きている私たちは特に人情が豊かです。利他の暮らしを常としていますので、何か困っている人を見れば、何とかしてあげよう、してあげたいと思うのが人情でもあります。教えに素直な人は「その思いに縛りつけられてしまいがちとなり、苦しむのです」。苦しむようではいけません、そこで「一分」を持っている事が大切となるのです。
 困った人を見たり、困った人から助けを求められたりする場合に、一分に正直であることが大事です。簡単に胸をぽんとたたき引き受けてから出来ないでは共に苦しみを多くしますし、逆に「逆恨みを買う」ことになりかねません。共に「困らないようにするためにも」一分を大切にすべきです。
 日々私たちは利他の暮らしを大切にしています。そこで無理をしない、背伸びをしないことが「一分を守ること」です。祈り愛法要とは、困った事態、苦しむ状況の前に、静かに支え合うことでもあります。
 言葉を換えますと、祈り愛は「我を捨てる」ことにあります。見栄や背伸びはすべて「我」です。「我は一分ではありません」。「我を守っては破滅を招くだけ」です。
 愛宕寺のご本尊様は「火防大将軍地蔵」様です。人生を「火の車としないようにとの願いの地蔵尊」です。大地(地蔵)は「踏まれても踏まれても、他者を育む徳をお持ちです」。 

 教えを信じている私たちでも、人様の期待に応えられないときもあります。恥ずかしいと感じる経験をします、しかし、そこで教えを捨てるようではなりません。「そんなときこそ一分を守る」ことです。また人生が上手くいっているとき有頂天にならず守るべきを守る暮らし「一分を守る暮らしを捨てないことです」。
 その感謝を失わないために月に一度皆さんと共に行うのが「祈り愛法要」。良くなるにも、悪くなるにも、徐々にです。祈り愛は支え愛にあります。その心は「人情の眼・優しく見守る目」「サポートする心」が真の一分、愛情です。
 良い兆しがあればお手伝いし、悪い兆しが見えたら、サポートし、サポートや助言を受けたら素直に聞き入れるのが真の「一分を守る」「人としての矜持」となるのです。そして「気配り」「心配り」が豊かにもなるのです。それは人様への感謝の気持ちが旺盛になり支え愛の心も旺盛になるからです。今日午前10時お待ちしております。共に祈り愛を修し繁栄の道、豊かな道をゆったりと歩みましょう。

 皆様も「一分」を大切にすることを考え今日はお過ごしください。
  
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただいております。
※心華寺でプチ修行をしませんか、修行僧と同じメニューで一日を暮らします。非日常の体験をしますと、自分を客観的に見ることができるようになります。チャレンジ下さい。一泊二日:一万円。 合掌

✩駐車場に可愛い花を育ててくださいました。

f:id:shibasaijyo:20190423111727j:plain

f:id:shibasaijyo:20190423111718j:plain