不自信

おはようございます。

 比叡山ご開祖、伝教大師最澄上人様は「道心の中に衣食有り、衣食の中に道心無し」と「人生の指針、教えを示してくださいました」。
 道心とは、仏教を学び実践する心をいい(皆様の世界で言いますと、商道の心、三方良し。「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」)、衣食とは、衣食住の生活環境のことです。
 道を求めて努力を重ねる向上心があれば、その目的を達成するのに必要な衣食住は、十分とはいえないまでも、おのずとついてくる、一方いくら生活に恵まれていても、その生活の中からは、むしろ安逸に流されて、道を求め、自分を高めようとする心は起きてこないということです。このような暮らしを続けて行きますと、怠惰に流され何時しか身を滅ぼしてしまうのです。大会社でも倒産の憂き目に遭っているのが何よりの証。
 格好の良いことを言うようですが、私は叡山下山以来この教えに従い暮らしてきました。人間が悩み苦しむ原因はいくつか考えられますが、私は「不自信」を挙げたいと思います。いわゆる「自信のないこと」「信じる道を持たないこと」です。信じる道がないから、「心に悩みが生まれ、外界に惑わされ、心が病んでしまう」のです。「多欲病・我欲病に犯される」。
 自信とは何でしょう?、「自ら信じた道、教えの道を歩む事です」。「求める心とは全く違います」、求めるというのは、「何かを得なければという思い」です。得られなければ、悩み苦しむのです。
 比叡山伝教大師最澄上人様の説かれた道は「ポストにベスト」です。この道を歩み続けた道中の中でいろいろな方々にポストを与えていただき、活かされてきたのです。楽しいことであり、愉快なことです。自分では想像すらつかないポストをいただいたのですから、明後日行います、心に華を咲かそう会・第20回「盲導犬育成・チャリティゴルフコンペ」「NPOこころのはな」もそうです。
 自らを自らが信じることで私は「確固たる信念が生まれました」。自身を信じない人を誰が信じるのでしょう。人からの評価を得たい、信じて欲しいと思う前に、自ら信じる道を「評価」し、先ず「自ら信じる道を歩むことです」。先人の方々は須く「自信の道(自ら信じた道)を歩んだと受けとめています」。
 だからこそ、人に対して不平、不満を言うことなく、楽しく道を歩んだのだと信じているのです。今日も楽しくポストにベストの一日を過ごします。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。
※どのようなことでもご相談下さい。人生開運相談。辯財天秘法・開運姓名判断等々。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。
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☆「にんげん学」京都講座修了後の懇親会場でお世話になっております「洋食・ぼんじゅーる」さんのマスターにいただきました、月桂冠酒造さんの100年前の「酵母」で醸造したお酒です。とても滑らかな飲み口でしたが、キリッとした強いお酒でした。

 マスター珍しいお酒をありがとうございます。

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