社会・人様へ対する心の持ち方

おはようございます。

 昨日の朝またもや子ども達の痛ましい事件が起きました。このように弱者が犠牲になるような社会を一日も早く正さなければいけません。そのためにも「德治(とくち)」、徳を以て治める社会をつくってまいりましょう。皆さん、「心学」をご一緒してください。支え合う、思いやりの社会を作りましょう。
 「にんげん学」神戸居酒屋講座「論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。昨夜の講座の会場は「南薩摩旨いもんキリシマ山荘」という居酒屋さんです。お隣の席で「かんぱぁ~い」と、そして焼き鳥をほおばりながらの中で勉強をしています。
 勉強はどこでもできます。もちろん、静かで良い環境にこしたことはないのですが、はてさて人生に良い環境というものはあるのでしょうか?環境を整えてからでなければと考えたときには、遅きに失するという事もあり得ます。「仁」思いやりは、いつでも、どこでもできるのです。
 論語は「対人関係の要道」を教えています。ということは「環境や人様が自分の都合の良いようには行かない」というのが前提なのです。
 論語、学而(がくじ)第1-6に「子曰く、弟子入りては則ち孝、出でては則ち悌(てい)、謹みて信。汎く(ひろく)衆を愛して仁に親しみ、行ひて余力有らば、則ち以つて文を学べ。」
 意は「若者は、家では親孝行をしなさい。外に出たら目上の人に仕え、言動を謹んで広く人々を愛し、人徳を持っている人と仲良くしなさい。そこで余力があれば読書を通して学問をすればよいでしょう」。
 人が生きていく上で、誰とも関わり合いを持たずに生きることはできません。
無人島で自給自足の生活でもすれば話は別ですが、ほとんどの人は誰かに支えられ、助けられ、「互いに影響しあって生きています」。影響し合っているという「認識を持つことが大切」です。認識から「仁・思いやりとなるからです」。
 人と人が良好な関係を築く上で、「仁(思いやり、愛しみの心)」は欠かすことが出来ません。
 その「仁」の心を身につけるためのベースが「考」「悌」にあると孔子はいいます。そして、欲望のままに立ち振る舞うのではなく自分を律する。さらに、信頼関係を築く為の基本である「約束を守る」人間となること。忘れてしまいそうな小さな約束をしっかり守る人ほど信頼できる人はいません。
 その上で、美点凝視して人々を愛する。(美点凝視:人は誰しも長所と短所、得手不得手を持っている。そのとき、短所や不得手を観るのではなく、長所や得手から相手を
観るということ)。そこまで出来て、やっと知識を得るための勉強をすることとなります。
 現代社会は、先に勉強がきてしまっている感があります。頭をよくする前に心を磨くこと。知識という条件で社会、目の前を見る前に「思いやりで見る」ことが大切です。でなければ、自分の知的条件で世の中を見て、頭でっかちで「信」や「仁」がない人は、世の中に迷惑をかけてしまいます。

 まずは自分自身がそのことを肝に銘じ、生き様、言動によって次世代へ伝えていきたい。そう思い「にんげん学」を各地で行っています。

 でなければ、在る日突然被害に遭い、多くの人が悲しむ現実となるからです。被害者意識を作らないよう、「にんげん学」を通し、人としての使命感に目覚める人が一人でも多くなることを信じています。
 いつも書いていますように、何度も書きますと自慢話になりますが、知識学問の劣っている私は、家にいては孝、外に出たら悌を心の持ち方としてポストをいただき、ポストにベストを尽く多くを学んだのです。
 神戸居酒屋講座、来月は6月27日(木)です。来月も「南薩摩旨いもんキリシマ山荘」さんでお会いしましょう。社会を云々、批判することは簡単です、社会を「思いやり」のある社会にするために、ご一緒に学んでください。お待ちしております。
 皆さん、「信」と「仁」が先ですよ、それでこそスキルが大いに活かされます。人生対人関係が99%です。今日は「信」と「仁」の一日をお過ごしください。

 

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただいております。
※心華寺でプチ修行をしませんか、修行僧と同じメニューで一日を暮らします。非日常の体験をしますと、自分を客観的に見ることができるようになります。チャレンジ下さい。一泊二日:一万円。 合掌

✩昨日は心華寺・金港辯財天様での「仏器磨き」の日でした。ご奉仕くださいました皆様ありがとうございます。感謝いたします。

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