勝ち目のない戦いはするな

おはようございます。

 「にんげん学」一宮講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。昨夜学びました老子3章、「勝ち目のない戦いはするな」という教え。
 会社はどうしても、出来の良い人を求めます。心情はわかります、私が経営者であっても当然優秀な社員の方を望むことでしょう。
 では、会社で働く私たちの立場になったら如何でしょう?。もちろん向上心は持つべきです。しかし、老子は会社が優秀な人材を求めるからと言って、「実力がないのに無理して高望みをしても、手ひどいしっぺ返しに遭うだけだ。また、欲にかられると、無理な競争をして心身が疲弊することになる。無理には無理が返ってくると知って、分不相応な欲はもたないことだ」と老子は諭してくれます。
 「無理」とは文字通り「理がないこと」です。自分の実力を客観視せずに、あるいは過信して、自分のレベルよりはるかに高度な知識・技術の求められることに手を出したり、現時点ではまだ足下にも及ばない実力者と張り合ったり、それは無理というものです。そんな高望みをして無理をしていると、決まって無理が返ってきます。「百年早いよ」とばかりに、大変なしっぺ返しを食らうのです。
 その一つの原因は、この世には「人の欲につけ込んで、人の心をあおるような情報があふれかえっているからです」。私たちが師友の皆様と修養しています「心学」は己を修めることにあり、人に勝つことを学んでいるのではないのです。自分自身を確かに豊かに高めるためです。
 世の中には「こんなに優秀な人たちが沢山いて、あなたもこのセミナーを受ければ、豊かな生活が出来ますよ云々」です。
 「罪は可欲より大なるは莫(な)く、禍(わざわい)は足るを知らざるより大なるは莫く、咎(とが)めは得んと欲するより大なるは莫し」。
 この章は人生の本質的に重要なことは何かを考えなさいと教えているのです。向上心に悦びを感じれば、自ずと分相応な世界も仕事も手にもたらされるのです。
 来月の一宮講座は11月14日(木)です。来月までお元気にお過ごしください。今夜は「にんげん学」東京講座「老子を読む」、東京地区の皆さん会場でお目にかかりましょう。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
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