道と一つに

おはようございます。
 昨夜開講の「にんげん学」京都講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。
 いつも書いていますが、心学は心楽しませてくれます。師友のみなさん続けましょう。読んだり、見たり聞いたりしているときには、わかったように感じますが、老子の説く無為になれますよう、学びたいですね。昨日は老子24章ご紹介します。
「聞き取れない程のかすかなささやきこそ、言葉の自然な在り方である。
 吹き荒れる風は半日も続かないし、土砂降りの雨も一日中は続かない。そうしている のは自然そのものである。自然すら長く続けられない様な言葉の発し方を、人間が長 く続けられる筈が無い。
 だから「道」に沿った生き方をする者は「道」と一つになろうとし、徳に沿った生き 方をする者は徳と一つになろうとし、仁や礼を求めて徳を失った者は、それらと一つ になろうとする。「道」を求める者を「道」の方でも求め、徳を求める者を徳の方で も求め、仁や礼を求める者もそれらから求められる。いずれにしても言葉に誠実さが 足りないと、人からの信頼を失うものだ。」
 老子の教えは不可解に感じますが、「「道」を求める者を「道」の方でも求める」、この教えに震えがきます。

 また、次の教えにも感動です。

 「「道」と一つになろうとする者は、「道」も喜んで彼を受け入れます。
 「誠実」と一つになろうとする者は、「誠実」も喜んで彼を受け入れます。
 「不誠実」と一つになろうとする者は、
 「不誠実」も喜んで受け入れます。」
 老子無為自然な生き方を理想として「道」や徳に従うことを説きました。「道」や徳に従うとは、自然やありのままの自分に従うことです。私たちはややもしますと、世間的に評価されていることに価値を持ち、自分に素直でなくなったり、道や徳を無視してしまっていることを老子は戒めたのです。いわゆる自分を偽る、偽善をやめよと。
 ここで言う徳とはこの文字の本来の意味である、「直(なお)き心で行う (行=彳)+(直+心=悳)=徳」ということなので、無理をせず続けていくことができるのです。またありのままの自分を他人に押し付けるといった事もしないので、その態度は「ささやき」なのです。道に生きる人の持っている爽やかな雰囲気、風格となるのでしょう。
 他方で仁や礼といった美徳に従う人(ありのままの徳を失った者)は、耳障りの良い正義を振りかざして他人にまで押し付けようとするが、その仁や礼が要求する君子としての振る舞いに常に従うことのできる人は少ない。そしてかえって人々からの信頼を失うことになるという結果を招く場合が往々にしてあることはどなたでも経験しているのではないでしょうか。
 世の中に役立っている知識や技術が大切であればあるほど、無理をせずに、自分に正直に無為に暮らしなさい、無為に仕事をしなさいと教えているのが老子です。作為的に暮らし、仕事をすると自分で自分を破壊するからです。
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 今日は自分の心に静かに問いかけてみてはいかがでしょう、本当はなにをしたいの?無理してない、と。 
 
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 ☆今朝の風景。

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