お中日

おはようございます。

今日はお彼岸のお中日、昨日までの三日間を反省、明日からの三日間「精進、禅定、智慧の三つの波羅蜜行」を通じどのようにご先祖様にお仕えするかを確かにします。反省するだけではダメ。反省したらすぐに行動、先人が一週間の間に中日を入れた叡智(えいち)は素晴らしい。これこそ般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)=智慧(ちえ、般若)。
人間は反省しても善くならないのは行動がないからです。悪趣(あくしゅ)を輪廻(りんね。悪行を重ねた人間が死後に「趣(おもむ)く」といわれる3つの下層世界(地獄・餓鬼・畜生の3つ)を指す。三悪道(さんあくどう)、あるいは三悪、また三途(さんず)ともいう。又現実生活に於いて堂々巡り、同じ事を繰り返す。悪のスパイラル。)の原因はすべからく反省の行動がないのです。
反省したら素早く修正の行動をとること、失敗して修正するまでのタイムラグが少なければ、少ないほど大事にならないのです。失敗して、時間が経てばたつほど問題を難しくしてしまうからです。間違ったら、すぐに謝る、これが最高の解決策に通じます。その上に信用度を高めるという結果を導く。
お彼岸に六波羅蜜を修することの大きな意義は社会的にも、人生にも大きな意義がある故に長年伝えられてきたのです。
今日はしっかりと反省しましょう。午前10時から心華寺「彼岸会法要」おまいりの上ご焼香ください。それが一番の反省の行動、迷いの此の岸から悟りの彼の岸へ至ります。
ご一緒にご先祖様への追善の読経をお唱えし感動の共鳴。おまいりご焼香すれば社会の中で共鳴者が多くなり繁栄の功徳となります。
六波羅蜜の行動実践は、何かあったとしてもいつまでもくよくよ悔やむことなく、常に未来に希望を強く抱く自分が得られます。今日も素晴らしい休日をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆「にんげん学」神戸講座でお世話くださるOさんのご子息が春休みで3年ぶりに訪ねてくれました。寄宿制の高校に入るため、中学3年生の終わりの冬休み中に寺で寄宿の体験修養生活、以来のことです。O君ありがとう、体も私より大きくなり驚きました。世界チャンプを目指し精進下さい。

☆西方極楽世界を感じました。