和らいで

おはようございます。

先日のスピードスケート女子団体追い抜きでの金メダル、介護甲子園大会でのチームの力は個人の知識や技術を遙かに超えることを証明してくれました。家も社会もチーム力の大切さを改めて実感。誰しもが平和に、そして夢、希望を持って共に暮らしたいという気持ちを持っているのではないでしょうか。
全く的違いかもしれませんが、「一に曰く、和(やわらぎ)を以て貴(とうと)しと為し、忤（さから）ふること無きを宗(むね)とせよ」とは聖徳太子の十七条の憲法の第一です、この条を思い出しました。
人生、これで行く、この人達と歩むと決めれば、心からこの人達と仲良く切磋琢磨していこう、何か心に忤(さか)らうようなことが生じたら、それは己の慢心で有り、逆らわずに精進すべきだと言うことです。
また「十に曰く、忿（こころのいかり）を絶ちて、瞋（おもてのいかり）を棄（す）て、人の違うことを怒らざれ。人皆心あり。心おのおのの執れることあり。かれ是とすれば、われ非とす。われ是とすれば、かれ非とす。われ必ずしも聖にあらず。」
如何です、この十条を読まれて、本心から人生を確かにしたいと願っているのであれば、心に疑いを持つな、心の忿りを持つな、瞋(いか)りを表情に出すな、捨てよ。人の価値観は違うものだ、それを怒るな。誰にでも執着していること、固定観念はあるものだ、彼の是は、われの非であり、われの是は彼の非である、われも彼も聖(ひじり)ではないのだ、だから、是非をあげつらわず、争う事の無意味を知ることだ。人のことを云々しているそんな暇があったら修練せよ精進せよということです。
最後に「十七に曰く、夫(そ)れ事独(ことひと)り断むべからず。必ず衆（もろもろ）とともに宜しく論（あげつら）ふべし。」 。
最後には、共に力を合わせるということは、目標が同じであるのだから、一人で勝手に決めるな、断じるな、皆と確かに話し合うべきだとしているのです。
このようにすることが、共にすることで何倍、何十倍の力となるのです。メダルを獲ることができなかったからといって、仲違いする、結果が思わしく無かったからといって、不平不満を言わず、また次のための糧と為し、前を向いて歩むことが肝要なのです。
それが理念、法、道に則るというものであります。お互いの夢を持って、甘えず、人を許し信じ合う世界です。
今日は下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」、幸福開運の法に素直に従い、祈り愛をして一層の幸福感を心に保ち明るく過ごしましょう。午前10時から厳修致します。
心華寺では今日から一泊二日「M&Uスクール」が開校します。受講生の皆さんお気を付けて入山ください。
今日も道理に沿って楽しく週末を過ごしましょう。楽しい一日をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Ｆｌｏｗｅｒ　ｉｎ　ｙｏｕｒ　ｍｉｎｄ・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でもどうぞ。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
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