青雲の志

おはようございます。

4月1日昨日は社会や新しい学校に旅立つ人を祝福するような日本晴れ。夢を膨らませ沢山の方々が入学式、入社式に臨まれたのではないでしょうか、青雲の志を失わず一歩ずつ歩んで下さい。
志、目標は大切です、何もなく歩んでいたのでは何かに行き詰まったとき茫然自失になりかねません。目標があればこそ、準備もでき、何を学べばいいのかが見え、何を磨けばいいのか、何が必要なのかも見えてくるのです。そうすることで「身の処し方」も確かにできるようになります。今日は270名の新入社員の皆様が研修で入山されます。気をつけて入山ください。
「青雲の志」。
王勃(おうぼつ)( 中国、初唐の詩人)の「青雲の志」という詞があります。
柳は暗く、花は明らかなり
備え有れば患ひ無し
眼光紙背に徹す
良薬は苦けれども、病に利あり
「青雲の志」とは若い頃、胸に抱く将来への希望のことです。「柳は暗く、花は明らかなり」は柳の木は幽霊の傍木になるように暗い感じがする。それに比べて花は明るく人に好かれる。
「備え有れば患ひなし」は災害は何時起きるか判らないから、日頃その準備をしておけば心配しなくても良い。
「眼光紙背に徹す」は書物を読むのに一字一句に心を配ってしっかり読めば次のページの事も己ずから判ってくる。
「良薬は苦けれども、病に利あり」は良く効く薬は苦いものだ。人の意見も聞きたくないけれども聞かなければいけないときもある、ということです。
昨日も心得ということを書きましたが、箴言(しんげん)という言葉もあります。箴言の箴は「鍼(はり)」のことで、身体が不調なとき打つ「鍼」。耳に痛い言葉は心に良い気づきを与えるものです。幾つになっても耳に痛い言葉は聞くべきです。それを避けてしまうようでは心身共に堕落が始まります。今日も皆様の一日が素晴らしい一日となりますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
写真は昨日NPO「心の華」の活動拠点を探しに行く途中名神高速菩提寺というサービスエリアで見事な松がありましたのでパチリ。菩提寺とは何か良い気を感じさせるではありませんか。そして松の名前が又よろしい「ウツクシマツ」と言うのだそうです。