結ぶ

おはようございます。

連休明けですが、いつも書いていますように張り切りすぎませんように、何事も過ぎたるは及ばざるがごとしです。
昨日はご両親に何か感謝の行動をしましたか、お亡くなりでしたらお墓参りでも良いのです。お子さんを連れてありがとうございます、と手を合わせることが又子どもさんへの情操教育にもなります。この情操教育が豊かな人間性を形成していくのにとても大切なものです。理屈では割り切れないのがこの世であります。そのときに役に立つのが思いやり、一歩譲る情けです。そうしますと心が離れない。結びつきが無くならないのです。
孝=老+子ということを記しましたが、じっくり考えていただけたでしょうか、孝という字は「老と子」を合わせたもの、そして老から匕(ひ)を取って子を入れて孝となるのです。ですから文字の形成からいうと老人、老人ということは親といってもよろしい、親が子どもを抱いている姿です。子どもからいいますと、親をおんぶしている姿、又守っている姿になります。この二つの意味があります。
もともとは、子どもを抱いているというのが先であります。そういうところからこの文字には「結ぶ」という意味もあるのです。
ものごとというものは対立したら結ばれません。違った物を結ぶことによって、新しい物が出来る。何事もそうであります。違った物を結び合わせて新しい物を創ることを創造といいます。創造のことを「化成」ともいいます。昨日も書きましたが、化の亻偏(にんべん)は背の伸びた人で若者、匕の方は腰の曲がった人で年寄りです。
そういうことで、親と子が結ばれる。そこから新しい文化が創造されて、それが伝承され、永久に発展していくのです。従って孝は最も高い徳、貴い徳といえます。
しかし、いつまでも抱きしめておっては子どものためになりません。かわいい子には旅をさせよと言って、親に対しては「早く離さなければいけない」という教えが出てきます。逆に子どもというものは、親から離れよう離れようとするものです。
そこに「離れないようにせよ」という教えが大切となるのです。教えというものはそんなものであります。親に子どもを可愛がれという教えは実際にいらないともいえます。言わなくとも可愛がりすぎるほど可愛がるというのが親の心情です(最近は親にも教えが必要に感じています。)。そういうものには「早く離せ」「乳離れを早くさせよ」という教えが必要になってきます。
子どもはそうではない。子どもには「離れないで親を大切にするように」という教えが必要であります。これが「孝行」という教えです。
親子の愛情が創造性豊かな人間性を形成していく原点であります。違った物を結び合わせて新しい物を創るのです。その結び合わせることの大切さを理屈ではなく魂の中に刷り込ませることが日常の暮らしの中に在るのです。親子の間で心が離れることほど悲しく寂しいことはないのです。良い関係を創りましょう。そんなことを考える一週間にしてみましょう。よい週でありますように。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興、豪雨災害の復興を祈り応援します。
昨日の夕方は西空が燃えていました。


飛行機の中から銀翼に太陽が映える、そして雲が美しい。



※「NPOこころのはな」を設立しました。本格的に活動をしたいと思っています。「学校に行きにくい」「会社に行きにくい」という皆様と「共に」協働生活をしましょう。そして社会復帰を合宿しながら目指しましょうというNPOです。
準備段階から私とご一緒に支援くださる塾長、先生、スタッフを募集しております。また学生さんで何かお手伝いをしたいとお考えの方がありましたらありがたいことです是非ご応募ください。(待遇:30万以上、面談にてご相談。交通費支給、各種保険完備。週休。)
勉強のお世話や生活を共にするサポートの仕事です。かつて悩んでいた、悩んでいる方々を応援したいという情熱をお持ちの方是非お力をお貸し下さい。ご応募、お電話をお待ちしております。住所:〒611-0025。宇治市神明石塚66。電:0774-45-5561。斯波最誠まで履歴書をお願いします。履歴書を拝見次第ご連絡します。
※お子様の事で心配だとお考えのご家族の皆さんいつでもお電話してください。胸の内をお話になるだけでも解決の方法がわいてくるかも知れません。0774-45-5561。斯波最誠までお電話をどうぞ、お待ちしております。