こどもの日

おはようございます。

こどもの日になると思い出します。故郷の実家はやはりお寺、本堂の正面に縁日のときに幟(のぼり)を立てる石があり、幟の柱を立てるための穴が空いていました。こどもの日の一週間前くらいに父親が休日を利用して兄たちと一緒に鯉のぼりのため太くて重い柱を懸命に立ててくれるのです。
ようやく立て終え吹き流し、真鯉、緋鯉、小さな子どもの鯉を揚げてくれます。ところが寺ですから、周りには木々が生い茂り、ちょうどよい風が吹き泳ぎ始めるのですが、鯉のぼりが木に引っかかり泳ぎを止めてしまうのです。子供心にいけないとはわかっていても、あの木を伐って欲しいなという思いをしたことが今でも思い出として甦ってきます。
それと母親が何か特別な日に必ず作ってくれた「おいなりさん」の味。この二つが毎年こどもの日になると思い出します。
親孝行を何一つできなかった私です、こうやって両親を思い出すことが親孝行かなと自分を納得させています。
子どもは両親の懸命な姿をいつまでも忘れません。小さいお子さんをお持ちの皆さん、小さいときのお子さんは感謝も何もわからないとは思いますが、必ずや心の奥底に記憶として留めているものがあります。今何か言って教えたとき直ぐに聞き分けてはくれないかもしれませんが、魂に残っています。
どうぞお子様を信じ、厳しく自身を律し礼儀と勉強を教え、優しい愛情で包み込んであげてください。厳しさと愛情の両輪が大切です。難しいことですが、どちらにも偏らず、今と未来を見据えて育んでください。良いこどもの日をお過ごしください。
今日は何かお子様と一緒に工作でもやってみてはいかがでしょう。教えるのではなく一緒にやることです。逆にお子様に教えて貰い作ることで信頼感が強くなるかも知れません。
私が鯉のぼりの柱を立てるとき手伝って父親に信頼されていると思った瞬間が今でも人を信頼する大きな要因になっているように感じています。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
ご近所の鯉のぼり、小休止でした。でもやはり郷愁を感じます。


今朝の東の空です。明けない夜はありませんね。今日も希望に向かって。

※学校に行きづらい、会社に行きにくい、なぜこんな気持ちになるのでしょうか?それは自分に正直だからではないでしょうか、自分に正直になり生きるのに誰に話せば良いのかわからない人のための一時避難のオアシスが「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」です。
お父さん、お母さん、お子様に何か「おや何か変だな?と感じ思うことがありましたら」いつでもお電話ください。早いほうが良いと思います。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。
NPOこころのはな」蕎麦打ち講師の糸井さんが石臼でそば粉にひいて、蕎麦を打ってごちそうくださいました。皆さん「蕎麦打ち講座」で習って美味しい蕎麦を食べましょう。最高の味でした、糸井さんごちそうさまでした。おもわずほっぺを落ちていないか触ってしまいました。今までに味わったことのないお蕎麦でした。
蕎麦の実、湿度、温度等々の違いで工夫する楽しみ辛さが日々違って楽しいそうです。そんなお話をお聞きして美味しくいただきました。糸井さんありがとう。皆さん習ってみません。