智慧

おはようございます。

今朝は強い雨が降っています。梅雨に入るのでしょうか、田植えが終わり雨が必要です。出勤される皆様は時間に余裕を持っておでかけください。
昨日、「NPOこころのはな」で寄宿生活をしています女子中学生に「ローソク」の話しをしました、こんな話しです。
ローソクは「智慧を表しているんですよ、だから智慧の灯明と言われています」と。ローソクは「周りを照らすから智慧と表現されています」。ローソクは決して自分を照らしません、自分の為になどとは考えていない、だからこそ「誰にでも必要とされるので智慧の灯明と言われるのですよ」と。
私たちの世界での智慧とは「物知りのことではありません」、あれも、これも知らなければという恐怖感を感じて生きるのでは楽しくないでしょう、知らなければ人の役に立てないという思いでは楽しく勉強できないのではないですかという話しです。
NPOでの生活は寄宿生自身で一日のスケジュールを決めてもらいます。決めたことをやってもらいます。そしてやってくれたときこんな言葉をかけます。「やってくれてありがとう、決めたことをやってくれることをお手伝いというんですよ」、なぜお手伝いというのかわかりますか?、では話ししましょう「それは、約束を守ってくれたことで私たちの仕事がスムーズに運ぶからですよ」、そうしましたら彼女は「なるほど」といってくれました。社会はこの「約束事で進められ、信頼感を互いが持つことができる」のです。
そのことが「智慧の灯明、周りを照らすことですよ」という話しです。智慧とは何も特別な知識ではありません。外の世界を得なければいけないのではないのです。心の中に在る素晴らしさが智慧なのです。
知識を日ごとに増やし、あまりにもたくさんの知識を覚えますと、その知識に縛られるようになり、自由な発想、いわゆる智慧がわかなくなります。これが人生にとってよろしくない、自分の知識に拘り、人と争ってしまいかねないからです。
言われたことを「素直にやることが智慧」素直にやれば「周りが喜び、周りが明るくなる、周りを照らすことになる」のです。
私たち人間には「素直という天性が具わっているのですよ」、だから、「できるできないではなく、素直な気持ちで周りの身近な人の言葉を大切にして歩めば、素晴らしい世界に導かれますよと」、話しをさせてもらいました。できる、できないを超えて、素直な姿勢が、対処してできなかったときは周りの人が「優しく自然にサポート、助言も惜しまずしてくれる」のです。
これこそ智慧の効用、「和合の世界」、和合があるからこそ「新しい気づき、発見が無理なく生まれる」のです。智慧は「和」そのものです。智慧は「親しまれる大本、親しむことができる大本」です。
ローソクの光は誰にでも生かすことができます、生かされかたが素直だからこそ無限の広がり、生かし方が出てくるのです。ローソクの姿を見て私たちは自分自身の在り方としてのお手本としているのです。
智慧在る生き方をしましょう、皆さん、そう在ることで別の意味でゆったりとした知識を得る喜び楽しみが湧いてきます。輝ける未知の世界を素直さが切り開いてくださるのです。智慧の目で勝れた人を見ますと憧れとなり豊かな気持ちとなるのです。
明日は「にんげん学」一宮講座「論語を読む」いよいよ一宮講座は論語最終章「堯曰(ぎようえつ)第20」に入ります。リーダーの徳目が集約されている第20、リーダーの方は必読です。会場でお会いしましょう。そして明後日は「第13回・心に華を咲かそう会中部地区チャリティゴルフコンペ」。今からでもエントリーお待ちしております。お申込は「心に華を咲かそう会・中部地区事務局」一宮マツダ販売株式会社内。実行委員長・後藤毅郎。愛知県一宮市今伊勢本町神戸字高野池18。TEL0586-72-4501迄お申し込みください。
今日も素晴らしい一日でありますようお祈り致します。今日の雨が慈雨でありますよう幸せな一日を。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
いろいろな物を皆さんにお供えいただきます、そんな中、ふとお供えのお米を見ますと、表に書かれてあるキャッチコピーがなかなか面白く、ユニークです。



蓮の花も咲きました。水の上で咲くのもあり、水中で咲く花もあり、花にもいろいろは役目があるようです。



名前はわかりませんが、可憐で美しい、惹かれてしまいました。

※学校に行きづらい、会社に行きにくい、なぜこんな気持ちになるのでしょうか?それは自分に正直だからではないでしょうか、自分に正直になり生きるのに誰に話せば良いのかわからない人のための一時避難のオアシスが「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」です。
お父さん、お母さん、同じ悩み苦しみを持っている方たちとお話ししてみませんか。分かち合いますと何か光が見えてくるような気がするのです。それだけでも心が楽になります。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っていまe-mail shiba@kokorono-hana.com。