家族で

おはようございます。

第一日曜日は心華寺「月例・幸福開運祈願祭」、皆さんとご一緒にご家族身近な方の幸せをお祈りする日です。家族っていいですよね、何が良いかといって、今日行います「施餓鬼会」の大切な意義であります「四つの徳目」を素直にできるからです。
四つの徳目は、1、対価を求めない奉仕「布施」。2、相手に対しては思いやりのある言葉をかけること「愛語」。3、相手が望んでいる作業やその手伝いをすること「利行」。4、相手の目線に立って行動すること「同事」の四つです。
この四つを日常としますと、何か良いことないかな〜、することなかな〜などとウロウロする人生とは無縁です。やることが山ほどできますし発想工夫が次から次へと湧いてきます。四つの徳目は「福が来たる徳目でもあるのです」。
これがさりげなく家族、親子の間で出来るようになりますと、社会に出ても自然と四つの行動がスムースにでき、結果仕事が間断なく出現することにになってしまいます。それは「気づきができる人間性を暮らしの中で身につけたから」です。だから自然体なのです。
何よりも一番は家族睦まじく互いに支え合うことに生き甲斐、喜びを感じ充実の暮らしができるのがいいですね。
家族で、親切心で何かしてあげるなどはおかしなことです。相手の目線に立っていなければ押しつけになり、かえって反発を買い、家庭の不和の元となります。親切が仇となっては悲劇。家庭の不和は押しつけからです。
布施、愛語、利他、同事は四摂法(ししょうぼう)といいます。私たちが積むべき四つの徳目です。今日午前10時から行います施餓鬼会の精神そのものです。
すなわち布施の「施」と、施餓鬼の「施」は同じ施すと書きますが、これは決して上から目線で物品を与えることではありません。そこに愛語、利他、同事の心が込められていなければ、本当の施餓鬼にはなりません。
施餓鬼といいましても、単に食物に餓えている鬼のことだけではありません。金品のみならず、愛情や教育、家族や友人、仕事など自分が手に入れたいものを求めて、盲目的になり、自分を失いかけているいる人びとも、餓鬼の仲間といえるかもしれません。
そのような生き方をしてしまうような人間にならないために、今日はおまいりください。そして四摂法の大事をご家族でお話ししてみてください。争いや不仲はどこかしら上から目線となっているからでは?と考えることができるような家族でありましょう。
お互いが思い合い支え合う家庭、会社であれば、学校に行きたくない、会社に行きたくない、家に帰りたくない等々、孤独に彷徨うような人生とはなりません。
今日は先ず今日あることをご先祖さまに感謝することからはじめましょう。そうすれば自己中心的にならず、人から無視される、迷いの日々とはなりません。身近で自分を支えてくれているつながりのある方々に感謝し、さらに目に見えない多くの人びとの縁にも感謝する日としましょう。
家庭の中から四つの徳目を実践ください、一つずつでいいのです。そうすることで後の三つはついてきます。楽しい休日をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
近所の蓮畑で。



昨日の夕日です。

窓に映った夕日。


※学校に行きづらい、会社に行きにくい、なぜこんな気持ちになるのでしょうか?それは自分に正直だからではないでしょうか、自分に正直になり生きるのに誰に話せば良いのかわからない人のための一時避難のオアシスが「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」です。
お父さん、お母さん、同じ悩み苦しみを持っている方たちとお話ししてみませんか。分かち合いますと何か光が見えてくるような気がするのです。それだけでも心が楽になります。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っていまe-mail shiba@kokorono-hana.com。
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