手を合わす光景

おはようごいざいます。

今日は愛宕寺「盆・施餓鬼法要」です。午前10時から勤めます是非おまいりください。人生の「開運のキーワードは先祖供養と手を合わす光景」です。この一点に全てをかけてもいいと思っています。
「道が道を弘めるに非ず、道は人が弘む」。人生を豊かに楽しく歩むため、知識をインプットしただけでは豊かな人生を歩むことはできません。豊かな人生を歩むには何が大事か、「まねる」ことです。
素晴らしい教えを実践し豊かな人生を送られた先人・先輩・師の行動を「まねる」こと。まねることで知識が本物の力を発揮、人様のために生かすことができます。人様のお役に立ててこそ知識、道であります。教え、法、道理は「行動、実践の中にこそ在ります」。
私たちの世界では「戯論(けろん)」を最も戒め、嫌います。要するに知っていても実践しない。知っていて実践しないことを「戯論」といい、これが一番信用を失い、人間性を貶める大きな原因です。
教えを「どのように生かすべきか」をあらゆる場面で目の当たりに見せてくだされたのが「師の行動」でした。私は師の行動を「一挙手一投足見逃さないように真似ました」。そうすることで叡山から下山した後に何の迷いもなく人様と対することができたのです。
一番身近なご先祖様にお仕えできない人は、遠い他人様にお仕えすることなどできようもありません。ではなぜ身近な人にお仕えすることが大事なのでしょうか?それは「欠点長所が見える」からです。どちらが人間見やすいかと言えば「欠点」です。この欠点を「補える、お手伝いできるようになるのがお仕えすること」です。
欠点、長所、どちらを人は見やすいのでしょうか?、欠点です。これが自身の進化を邪魔する最大の敵。人の欠点が目についたときには自分の進化がストップしているとみるべきです。
人間である、私たちの愚かな欠点の一つが、「自分を棚上げにして身近な人の欠点、短所を見て、仕えなくなること」です。これが「長年習い性になり」大人になり、社会人になり、新人時代は新鮮な気持ち、フレッシュな心で、先輩や上司に素直にお仕えするのですが、一日、二日、一年、三年とお仕えするうちに、先輩や上司の欠点長所が見えてきます。
そこで無意識の習い性がムクムクと頭をもたげます。どんな習い性かといえば、そう「自分を棚上げする」こと。できないくせに人の欠点、短所を見てしまい、「言うことを聴かなくなり」、言うことを聴かないのはよしとしても、自分が自分を高めようともせず、学ぼうともせず、「言うことを聴く前に非難だけはする」という「愚かな意識の行為となる」のです。こうなるのが一番恐い。このような人間性を作ってしまうのが、身近なご先祖様にお仕えできない人の特徴です。
今まで育ててくれていただいた一番大切な味方、理解者である身内を大切にできない、このような人間性を無意識に形成してしまったのです。このようで在っては遠い存在である人様を大切にできるはずもありません、大切にすることが身についていないのですから。
欠点・短所を補うようにお仕えする習い性を若いときから自然体でできるようになっていますと、社会人となってから、人様の欠点・短所が己の能力、力を発揮させる最大のチャンスとなり、能力を発揮するステージとなることを知るのです。
欠点を指摘せず、周囲の人の悪口を言わず、率先して「四つの徳目の実践」をすることで、次第に人様の信頼を得てしまうのです。道理、法則とは何と凄いことでしょう、まねぶ、お仕えすることの偉大な力、パワーです。人様が喜んでくださることをできるようになるのですから。お仕えする、まねぶことを率先しましょう。
私は、教えを「師の行動の中に見させていただきました」。比叡山下山以来、何の迷いもなく、人様に対処することができたのです。
教えをインプットしただけで、行動のお手本がなければ、新たな人々を前にしたとき、どのように対応・対処すれば良いのかわからなかったのではないかと考えますと、恐いことです。
まねる、まねぶことを実践したお陰でいろいろな方々と出会いながらも大きな過ちをせずに済んだのだと、今更ながらお仕えさせていただいたことに感謝しております。今日はご一緒に「開運のキーワード」であります、ご先祖様、そして多くの方々に感謝のお祈りを致しましょう。
私たちは手を会わすとき、どのような光景を心に描いているのでしょうか?。かけがえのない方を喪った悲しみの刻(とき)、私たちは思わず手を合わせます。亡き人を見送るつらさ、胸が張り裂けそうな思いの中で!、
悲しみは、苦しみとなり、取り残された私たちは絶望の日々に手を合わせ続けるでしょう。ときが過ぎ、悲しい思いでは懐かしさに変わるころ、私たちは感謝の合掌を捧げます。在りし日の恩恵に「ありがとう」の心を添えて!。
慈しみと悲しみが重なって、合掌が生まれます。両手を重ねますと、かすかな温もりが感じられます。祈りの気持ちと、感謝の気持ちが生じるとき、人はなぜか、自然に手を合わせます。亡き人に対します真心のご供養は、この合掌の姿から生まれるのではないでしょうか。午前10時にお待ちしております。ご一緒に感謝を捧げましょう。
日々お仕えして感謝の気持ちが強く高くなりますと、何が素晴らしいかと言えば、私の経験上高望みをせずに歩めることで、身の丈に合った自分に相応しい仕事や出会いが用意されていることです。ありがたいの一言です。
もっともっとと心が貧しくならないことがいいですね。今に感謝できていない人は心が貧しいからです。ご先祖様に、人様に感謝できない貧しさでいくら知識を多く入れたとしても、感謝がなければ人様のために生かす、お返しする事など土台無理なのです。
感謝を教えられ、どのような形、行動が感謝の形であり行動なのかを師は身を以て教えてくださいました。、それを真似たればこそ素晴らしい皆さんとの出会いがいただけた、やはり感謝は素晴らしい。
今夜は「にんげん学」大阪講座「老子を読む」です。老子のTaoの道も「まねぶ」ことです。それが個性を高めますし、ゆったりした豊かな気持ちで人生を歩めます。一回一回完結の講座です、初めての方でも安心してご参加ください。会場でお待ちしております。今日も暑くなりますお大事に利行と愛語をこころがけましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
※心のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」であなたの個性を発揮してみませんか?。学校で何か違和感を感じる、自分が学びたい、伸ばしたいと考えていることを学べていないのではと鬱々としておられる学生の皆さん、ご両親の皆さん、ご一緒に学び合い、教え合いませんか。
悩んでおられる皆さんは、同じ苦しみを、あなたより若い人たちに味合わせたいと考えていますか?、ノーだと思います。
ノーというのは未来がどんな世の中であって欲しいという夢、思いがあるからです。素晴らしい社会を作らなければというスタートラインに立っているのが皆さんです。
個性は素晴らしい才能、宝、個性が社会貢献できるパワー。その素晴らしい個性を社会に生かすように一緒に考え?。そして実現しませんか?。いつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561(斯波(しば)まで)、お待ちしております。
「こころのはな」は3Dプリンタを用意し技術者も養成しております。農園もあり、農業に従事したいという皆さんのお力にもなれるのではと考えています。他、多種多彩なプロの集団があなたの個性を発揮していただくためにお待ちしております。プロの集団は教えるのではなく、あなたが学びたいということをアドバイスします。