止足の戒め

おはようございます。

今朝も強い雨です、雨の中、大阪のNさんが誠澄の「懺悔練行」に随喜をしてくれています。素晴らしいご利益が得られることでしょう。昨日立冬に入り、雨ですが北国では雪が降っているのではないでしょうか?季節の変わり目お大事下さい。
11月第2週今週も静かに、そして情熱を秘めじっくりと歩みましょう。心の中に思いを温めて進むことは大事です。
人生処世哲学の中で自分をコントロールすることはとても大切です。明日は「にんげん学」大阪講座。老子が処世哲学のエッセンスとして「止足(しそく)の戒め」を唱えています。こんな言葉です。
「足るを知れば辱(はずかし)められず、止(とど)まるを知れば殆(あや)うからず。」という教え。俺がおれがと出しゃばる態度、自分の利益追求のためには、他人の迷惑もおかまいなしの生き方を戒めているのです。足るを知らず、止まるを知らずに生きていますと、周囲の反感を買い、いずれ世間様に袋叩きに遭うのはオチだ、辱められ、殆うい人生とするぞというのです。今日の基礎の杭打ち事件も、儲け主義一辺倒の為せるお粗末な業です。
老子は、言外に、「利益を追求するなら周囲、人様の事をしっかり考えなさい」と教えているのです。人様との「折り合いを考えての和合が大事」なのです。独り占め、一人勝ちは、どんな世界でもあり得ず、あってはならないのです。
物事を知ることは何も難しいことではありません。「難しいのは知ったあとでいかに行動するか、生かすか」に問題があります。知識や情報を入手するよりも、「その知識、情報をどう生かすかが難しい」ということです。難しくするのは「心の在りよう」で難しくするのです。共に繁栄するためか、否かです。共存共栄の無い世界は存続すら否定しているのですから。
人様の事を考えられないような処世では何物も得られません。今週は皆さんと分かち合うことを考え実行する一週間にしてみてはいかがでしょうか?、逆に大きな展開があるはずです。充実した一週間でありますことをお祈りいたします。
明日「にんげん学」大阪講座の前に「ぶら和尚」があります。こちらも勉強会共々ご参加お待ちしております。詳細は昨日のブログに載せてあります。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
琴音門をくぐって直ぐにあります、銀杏の紅葉と、雨に打たれ落ちた葉、命を感じました。


随喜くださいましたNさんは富士登山も中学の時に3回、社会人になってから4回、都合7回ご一緒いただいています。随喜も数度行って下されています。ありがたいことです、雨の中お疲れ様でした。ご神仏のお加護がきっとございます。









帰りました。お礼のお勤めです。