涵養

おはようございます。

今朝は強い雨が降って、風も吹いています。梅雨に入ったのでしょうか?今日は心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」です。水神様であります金港辯財天様にこのような日にこそ、おまいりしますと大願が叶います。お気をつけておまいりください。
先日から北海道で躾(しつけ)のためと称して子どもを置き去りにしたことが大きな報道となりました。無事保護されまして事なきを得たことが不幸中の幸いでした。
躾はとても大切です、だからこそ日ごろから精神の涵養(かんよう)のため天地自然に家族で手を合わせるという日常が必要です。いわゆる「感謝です。」
※涵養「水が自然に染み込むように、無理をしないでゆっくりと養い育てること。」
感謝とは何でしょう?、とても簡単明快なことです。朝起きれば洗面をします。時に先ず「水の神さまに感謝の手を合わせる。」「ご不浄(トイレ)に行ったら、便所の神さまに手を合わせる。」次に「お天道様に感謝の手を合わせる。」「ご先祖様に手を合わせる。」「朝食に向かえばいただきます。終えれば、ごちそうさまですを言って合掌をする。」会社や学校に行くときには「行ってまいります。」帰れば「ただいまを言う。」また休むときには「お休みなさい、今日も一日ありがとうございます。」という生活です。
これすべて「躾」です。躾は子どもだけやればいいというのではなく、子どもも大人もやるから「躾」です。
躾は「心身共のみだしなみ」です。「善、責めるなかれ」(善いことを責めれば逆効果となり、親子の心が離れる危険性が大のため、善を責めること厳しければ逆効果だから、責めてはいけない)、幼少の時から家族全体で行うことです。
お子様が居られずとも行うのが「人の道」です。また子どもが家を出て家にはいないからといってやらないようではいけません。「人の道として行うこと」です。それが社会の風紀、社会の規範なのです。
※風紀「日常生活のうえで守るべき道徳上の規律。社会生活の秩序を保つための規律。」
※規範「人と人との関係にかかわる行為を規律する規範。習俗や法など。」
そして、いただいても、さしあげても「ありがとうございます。」何かしていただいたら「すみません。」何か自分が先にいただくようであれば「お先でございます。」人様とご一緒にいただくのであれば「お相伴させていただきます。」等々を普段に言行一致させることです。何も難しいことなどないのです。
大人が率先垂範することで子どもは従うのです。日常、暮らしの中で行動の無いものはできるはずもないのです。今日は一番の感謝の日「月例・幸福護摩祈願祭」ご一緒に護摩の炎で「欲しい、何故、どうして」という我欲・煩悩を焼きつくし「ありがとう」の言葉をご一緒しましょう。午前10時からです。お待ちしております。今日は「躾」のことを思い暮らしてください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは熊本・大分地震の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。お気をつけてご支援ください。ありがとうございます。
八幡浜のOさんから梅のお供えを沢山ちょうだいしました。Oさんありがとうございます。