反省を怠らない

おはようございます。

新入社員の皆さんの研修では、素晴らしい夢、志を持っているのでしたら是非「反省を怠らない」ことです、とお話しします。
菜根譚(さいこんたん)前集146、
「自らを省みる人は、どんな出来事も成長の良薬にできる。
他人(ひと)の過失を責めとがめる人は、心に浮かぶことが自分を傷つけることばかりである。
前者は善行の道を歩むが、後者は様々な罪悪を引き起こすようになる。この両者の人生には雲泥の差が生じることはあきらかであろう。」
いかがですか一読されてのご感想?。
論語、学而(がくじ)第1-4に、
「私は日に三度反省する。人から相談を受けたとき、その人の身になって考えたであろうか。友人とは誠実さを貫けたであろうか。自分でもよくわからないことを知ったかぶりして人に教えなかったであろうか」。
いかがです、菜根譚の言葉も論語の言葉にも、共に心にずしんと響きません?。
どちらの言葉も、失敗には勇気をもって対処し、進んでこれを認めることだと言っているのです。反省を怠り、失敗の原因を考えず、教訓をくみ取らなければ、いずれ失敗を重ねることになるのです。
失敗を反省するということは、失敗に至った要因を探し出し、そこから教訓を総括して自分のものにし、一からやり直す勇気をもつことです。
誤った考え、雑念を排除し、失敗という辛い思いを捨てて改めて集中し、再挑戦に向けて必死に努力することです。
失敗や苦難に直面しますと、その原因を外部に求めて不満を抱いたり、運が悪かったなどと考えることがあります。そうすることで心理的なバランスを図ろうとするのです。確かに、挫折を味わった後の消極的な心理状態を脱するには、自分以外に責任を求めることは一時的に有効かもしれません。
だが、それでは挫折に陥った原因を反省する機会を失うことになり、失敗から教訓を学ぶことができなくなってしまうのです。
だから、危機や失敗に直面した場合、二度と同じ轍(てつ)を踏まない、過ちを繰り返さないために、その事態に導いた内因と外因を分析しなければなりません。
自分の冒(おか)した間違いの中から教訓をくみ取ることができる人は、その生き方を良い方向に改めることができるのです。それは失敗から智慧を学ぶということです。
幸せになるためには、幸せになるための、求め方が大事です。何故かと言いますと、私たち人間が生きていることは、結局何かを求めていることにほかならないからです。しかし、この求めることについては、誤ったものを求めることと、正しいものを求めることの二つがあるのです。求め方を大切にしましょう。
今日も確かな自省をして心豊かに過ごしたいですね、充実した一日をお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆研修生皆さんに一期一会の世界、お薄を一服。


☆観音様の光背桜と部屋から見える桜、ずいぶん緑になてきました。


☆レンゲの花です。



☆雲がきれいでした。

☆昨日開店しましたNPOこころのはな「子ども食堂」ご来店ありがとうございます。56名のご来店をいただきました、ありがとうございます。おかげさまで地域の皆様にお役に立たせていただいております。
昨日の時点で予約を58名いただきました。必ずご予約をいただきますよう、ご来店いただいても食べていただけないという悲しい事態が起きています。前日まで是非ご予約下さい。0774-45-5561迄お願いします。昨日のメニューです。かやくご飯、卵焼き、小松菜とお揚げさんの煮物、味噌汁です。