利他に学ぶ

おはようございます。

7月、皆様今月もよろしくお願いいたします。今年も後半に入ります、前半の反省を踏まえじっくりと歩みましょう。
師に、「よろしくお願いいたします」と、このようにご挨拶をしますと、「何をお願いしたいのや?」と切り替えされました。その切り返しが修行になったようです。しっかりと一ヶ月の目標を立て、それを達成するための日常の徳目、目的を確かにして修養せよという、戒め。漫然と過ごすなとの戒め。
随縁、今月もご縁をいただきます皆様に「自利利他」「ポストにベスト」にて接してまいります。
自利心、利他心は誰にでもあります。このバランスが大事です。「自利=利他」となれば申し分ない。
自利ばかりでは社会でも、会社でも、家庭でも嫌われます。利他ばかりでもよろしくない、よろしくないというのは変かも知れません、利他は難しいのです。他の人のためになるということは、できそうでできない。では、どうせいというのや、という声が聞こえてきそうです。
そう、利他によって、自利となる。いわゆる、人様のお手伝いをさせていただくことで、知識も技術も身につき磨かせていただくという考えです。
だから、無心にポストにベストを尽くせる。誉められるためとか、認めてもらうためではいけません。物事に最初から上手な人はいません、始めからは誰でもできないもの、何ごともやりにくいもの、時間がかかり身につくもの、だからこそ思いやり(どうしたら、どうすればうまくいくのだろう?という思い)、自分に嫌気を起こさずに利他が大事。
利他が無ければ自利もないのです。このチャレンジ精神、いわゆる、「縁に随ってよろしくお願いします」という精神。よろしくお願いいたしますという精神は「学ばせていただくという精神」、「初心忘るべからず」、毎月「一から始める気構えが大事」、でなければ固定観念で、やりやすいことばかりしたいとなり、新たなチャレンジもできなくなり、自利ばかりとなって、新たな事に対する利他心を失い、世界を狭め、「自利貧となり」、己を己で知らないうちに破滅に導くのです。
自利利他は表裏の関係なのでどちらが先でも同じです。自利ばかりで利他がないなら、その自利には意味がなく。やはり自分の栄達ばかりでなく社会の役に立つことを目指す必要があります。
また、社会に役立つ人間になるには自己を磨く必要があります。つまり、仕事を頑張って影響力のある人物にならないと大きな利他はできないのです。利他によって大いに学び、そこで得たことが自利となり、さらなる利他となる。
明日は「大般若経六百巻転読会」法要並びに「盲導犬育成・東日本・熊本大分大震災復興支援。津軽三味線・二代目・高橋竹山チャリティコンサート」利他の実践です。皆様の愛をお待ちしています。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆昨夕の夕景です。

☆7月2日(日)明日皆様の愛をお待ちしております。心華寺「大般若経六百巻転読会大法要」並びに「盲導犬育成・大地震復興支援チャリティコンサート」午前10時。
比叡山から幸運の風が吹いてくる。比叡山延暦寺高僧6名による大法要。幻想なる声明と膨大な数の大般若六百巻転読。華麗で荘厳なる法要。参拝者の皆さんに「経本加持」を修します。「開運、無病息災、大願成就」のご利益があります。



☆「二代目高橋竹山ライブ、チャリティコンサート」。前売り:800円。当日券:千円。皆様の愛をお待ちしております。