心神(たましい)

おはようございます。

鹿児島、博多の株式会社ブンカ巧芸社の皆様お世話になりました。皆様の温かい心に触れ、情の大切さを改めて感じ、精進しなければという思いを強くし、宇治に戻ります。
昨日も安全祈願祭文に「心神(たましい)」を傷(いた)めてはいけないという一節があります。「字・言葉は言霊」で「神」です。言葉ですべてが現すことができます。だからこそ「悪言・悪口」を聞いたとしても「心の中に、悪を生じさせるな」、「心神」を傷ましめるな、というのです。
でなければ、いくら幸福を願っても、幸福にはなれないのです。善を願っても、その奥底に「悪を思っていては幸福にはなれない」のです。
なぜならば、人情に触れて嬉しいように、人間の本質は感情だからです。外から来た悪口、悪言を耳にしたら、「心の中に住まわせないこと」です。そのための日々のあり方が「喜びの暮らし」「感謝の暮らし」です。時折私たちの心を騒がせる、様々な欲の言葉に出遭います。
儲け、評価、褒められる等々を欲する心が悪言・悪口を招くのです。繁栄を願うには六根を懺悔することです。祭文を記します。

「六根清浄の大祓(おおはらい)。天照らします皇太神(すめおおかみ)の宣(のたま)わく。人は即ち天下(あめがした)の神物(みたまもの)なり。須(すべから)く静謐(しずめしずまる)ことを掌(つかさど)るべし。心は則ち神明(かみとかみと)の本主(もとのあるじ)たり。我が心神(たましい)を傷(いた)ましむること莫(なか)れ。
是の故に眼に諸(もろもろ)の不浄を見て心に諸の不浄を見ず。
耳に諸の不浄を聞いて心に諸不浄を聞かず。
鼻に諸の不浄を嗅いで心に諸の不浄を嗅がず。
口に諸の不浄を言いて心に諸の不浄を言わず。
身に諸の不浄を触れて心に諸の不浄を触れず。
意(こころ)に諸の不浄を思うて心に諸の不浄を想わず。此の時に清く潔(いさぎよ)き偈(こと)あり。諸の法(のり)は影と像(かたち)の如し。清く浄ければ仮にも穢(けが)るることなし。説(こと)を取らば得(う)べからず。皆花よりぞ木実(このみ)とはなる。我が身は即ち六根清浄なり。六根清浄なるが故に五臓の神君安寧(しんくんあんねい)なり。五臓の神君安寧なるが故に天地の神と同根なり。天地の神と同根なるが故に万物の霊と同体なり。万物の霊と同体なるが故に、なす所の願いとして成就せずということなし。」 

祭文の説明は要らないでしょう。六根を清浄にして繁栄を祈り、ポストにベスト、利他の行動を日々行い暮らしましょう。祭文は行動指針です。お誦えすることは行動することです。ただ誦すれば良いというものではないことは蛇足でしょうが加えておきます。今日も豊かな一日をお過ごしください。 
※明日午後一時より四時まで、NPOこころのはな第10回「ひきこもり女子会」を開催します。生きづらさを感じたり、働きにくいなど悩みを持つ女性を対象にした会です。申し込み予約不要、途中入退室大丈夫です。休憩室もあります。会費・200円をいただきます。同じ悩みを持つ女性同士、静かに語り合う場です。お待ちしております。     

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※どのようなご相談でもどうぞ。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
☆株式会社ブンカ巧芸博多支社の皆様ありがとうございます。




☆夜はNさんご夫妻と素晴らしいお寿司屋さんで楽しい語らいでした。